日本語URLとは、URLの中に日本語表記が入っていること。ドメイン名、つまり○○○.comの○○○の部分が日本語の場合もあれば、パスやパーマリンク、つまり○○○.com/△△△/△△△の△の部分が日本語の場合もあります。
理想的なURL
Googleは、URLの構造をシンプルで、論理的かつ人間が理解できる方法で構成するようにとアドバイスしています。
参考:Search Consoleヘルプ、シンプルな URL 構造を維持する
「ふむふむ。URLは人間用ね」っと、スラッグを日本語で書いて日本語URLにしてみたら、サイト管理者として酷い目にあったという話です。
元々は2017年の記事だったので「もうそろそろ状況が変わったかな?」っと、最新状況をチェックしてみたのですが…
2021年になってもなお、日本語URLは二度とごめんだ!
から変わっておりませんでした…
シンプルで、論理的かつ人間が理解できるURL
Googleの言わんとするところは、https://example.com/11233323みたいな通し番号やhttps://example.com/hts2iccqusr88edのような記号などの意味のない文字列やダイナミックページやクエリなどで重複や長文化したURLのことです。
https://example.com/老舗蕎麦屋○○のとろろせいろ
というような可読性の高いURLだとユーザーの目を引くことが出来ますよねって感じのアドバイスです。
ごもっとも。
しかし、全く同じURLが管理画面で下記のように表示されることがあります。
https://example.com/%e8%80%81%e8%88%97%e8%95%8e%e9%ba%a6%e5%b1%8b%e2%97%8b%e2%97%8b%e3%81%ae%e3%81%a8%e3%82%8d%e3%82%8d%e3%81%9b%e3%81%84%e3%82%8d
どのページなのかさっぱりわからぬ。
これはURLの日本語部分がUTF-8形式にエンコードされてしまうためです。
2017年時点では、管理上のあらゆるところで発生していました。最も困ったのはリダイレクトをかける際にエラーが発生する特殊文字があることでした。「!」「?」「、」をURLに使っちゃっている場合などに頻発してました。あと、リンクが上手く機能してないとかもありましたっけ… (遠い目)
2021年現在、UTF-8表示は減ってはいます。
でもまだ残っていますから、私はやんない。
パーマリンクの初期設定
ワードプレスでパーマリンクのひな形を変更したいときは、「設定→パーマリンクの設定」です。

既に記事を公開している人は、既存のページのURLも変わってしまうので、変更には細心の注意を払ってください。
Googleが言う所のダメな例は「基本」や「数字ベース」のタイプです。
日本語URLを英数字に変える
パーマリンクのひな形を「投稿名」に変えると、タイトルがURLに転記されます。日本語URLの誕生です。
これを英数字に変えるには、一旦プレビューして、スラッグの入力エリアを出現させてから、英数字を入力します。

プレビューすると記事番号が仮置きされていますが、そのまま記事タイトルが保存されます。

因みに、スラッグは投稿やカテゴリーの名前で、これを最後尾にくっつけたURLがパーマリングです。
参考:Wordpress.com, Permalinks & Slugs
最後に
パーマリンク(もしくはスラッグ)の型や文字列を自由に設定できるところはワードプレスの魅力です!
でも、日本語URLは金輪際やらない。
最後までお読みいただきありがとうございました。