メタディスクリプションとは、検索エンジン向けのページ説明文・要約文です。最近では単にディスクリプションと呼ばれることが多い模様。
<meta name="description" content="120文字程度の説明文"/>
ディスクリプションの用途
ページのheadの部分に記述するので、読者の目に触れることはありませんが、Google検索ページのスニペットとして使用されることがあります。

スニペットとは、検索結果ページのリンクの下部に表示される説明文のことで、上図のオレンジ枠部分です。
上の図は、ディスクリプションが使われた例です。
次にディスクリプションが存在せず、Googleが適当にスニペットを見繕った例です。ユーザーの検索用語をより多く拾っていますが、本文の3か所から情報を貼り合わせているため、ごちゃごちゃしています。

ユーザーがどちらをクリックするかは、わかりません。
ごちゃごちゃしていてもやり方が書いてあるように見える下の図のリンクをクリックする人の方が多いかもしれません。
2021年は、下のように表示されていました。ディスクリプションはガン無視して、しかも本文には存在しない番号までふってる…

というわけで、ディスクリプションを書いて、headエリアに入れておけば読みやすい形で表示されるかもしれないけれど、ユーザーの検索用語によっては使われないかもしれないし、Googleが代筆してくれるかもしれない。といったところでしょうか?
ディスクリプションの文字数
ディスクリプションの文字数は、検索スニペットに全角日本語表記でスマホ版で70文字、デスクトップ版で110文字程度表示されていましたから、その程度だとスニペットエリアに収まりますね。
70文字で何が書けるっていうんだ…
2021年1月現在のGoogleのおすすめは、「ページの description メタタグには 1、2 個のセンテンスまたは短いパラグラフを記述します。」とのこと。
参考:SEOスターターガイド、「description」メタタグを使用する
ディスクリプションの設置
ワードプレスには、headエリアにディスクリプションを書き入れてくれるSEOプラグインが充実していますが、私はYoast SEOしか使っていないので、この方法について書きます。
【初期設定時】管理画面 → Yoast SEO → 検索での見え方 → コンテンツタイプ → 投稿 → Yoast SEO メタボックス → 表示

「投稿」のページタイプで「Yoast SEO メタボックス」を「表示」にすると、投稿画面の下部にメタボックスが現れます。各ページタイプで表示・非表示が切り替えられます。

後は、実際に記事を書くとき投稿下部の「メタディスクリプション」エリアに説明文を入れておくと、文字数の多寡を自動判定して、長いだの短いだの教えてくれます。
※Yoastのグリーン判定は全角日本語117~157文字で少々多めな気がしますけれどね…
文字数がちょうどいい範囲に入ると、ボックスの下のオレンジバーがグリーンに変わります。

私が確認できたYoastのディスクリプション使用箇所は、「メタ ディスクリプション」、「OGPのディスクリプション」、「Twitterカードのディスクリプション」、「構造化データのディスクリプション」の4か所でした。
最後に
要約文を準備するのは面倒くさいけど、要約するときに気付く文章の改善点も多くて、個人的には書こうとしています。
隔年の記事アプデの際に、「今年は頑張ろ!」っと思っても、2年経つとサボり癖がついちゃいますね。
今回こそは!
最後までお読みいただきましてありがとうございました。