ワードプレスでのサイト・ブログの立ち上げを思い立ってから、記事を書き始めるまでを細分化すると、15ステップ。
「難しい」ものはない。
敢えて言うなら選択肢が多くて、選ぶのが「難しい」かも。
ワードプレス立ち上げ15ステップ
必須なのは、3ステップだけ。
ステップ | 注記 | 説明 |
レンタルサーバー契約 | 必須 | サイトを公開するサーバーを準備する。 |
ドメイン取得 | 必須 | サイトのURL (独自ドメイン)を取得する。 |
ドメインのメールアドレスの取得 | オプション | 取得したドメインのメールアドレスが欲しいと思えば、とればいい。 |
インストール | 必須 | ワードプレスというソフトをサーバーにインストール。多くのレンタルサーバーでワンクリック。 |
初期設定 | オプション | 初期設定をしなくても記事を書き始められるけれど、「パーマリンクの初期設定」だけはした方がいいと思う。 |
テーマ選び | オプション | ワードプレスのデフォルトデザインを自分好みのテーマに入れ替えるステップ。 |
子テーマ作成 | オプション | テーマのアプデを適用した際に自分のカスタマイズを上書きされない様に「子テーマ」に保存しておくことが出来る。 有名テーマでは、子テーマもダウンロードできたりする。 |
エディタ | オプション | 実際の記事の編集画面。 使いやすいようにカスタマイズする人もいる。※吹き出しブロック、ブログカードなど。 |
広告 | オプション | 広告収入が欲しい人がコードを埋め込んだりするステップ。 |
SEO | オプション | 検索エンジン最適化。 Googleの検索などからの流入を促進する。 |
拡散 | オプション | SNSなどと連携させたい場合はプラグインなどをつける。 |
分析ソフト | オプション | アクセス分析、SEO分析、需要分析などのソフトと連携する。 |
固定ページ | オプション | 記事の投稿とは独立した「お問い合わせ先」や「プライバシーポリシー」を「固定ページ」をつけたければつける。 |
プラグイン | オプション | その他の機能を追加したい場合に利用。 |
英語 | オプション | よほど特別な事をしたい場合に、日本語の参考記事やプラグインがない場合がある。 |
最も安価で簡単だと思われる方法
最初の4ステップがシームレスに行えるレンタルサーバー会社は、検索すれば沢山出てきます。
子テーマ、拡張エディタ、広告、SEO、拡散、分析ソフトとの連携機能が既に備わっている無料テーマも、検索すれば出てきます。
私が自分で経験したことがある組み合わせだと、ColorfulBox (レンタルサーバー)+Cocoon (テーマ)が超絶ラクチンでした。
2021年にワードプレスが難しいという人は、恐れながら「自分でワードプレスを難しくしているだけ」じゃないかと…
敢えて回りくどいことをした
私は本業のマーケティングに必要な、SEOの知識を習得するためにワードプレスをはじめたのもあって、個人的には積極的に回りくどい事をしました。
各項に関するメモを残しておきます。
レンタルサーバー
重視していた機能は、
- 常時SSL通信
- 転送速度
- ワードプレスインストールの簡便さ
- セキュリティー
- 評判・ユーザーの評価
- データバックアップ
- データ容量
ドメイン取得
ドメインの所有者の個人情報の保護オプション。
Whois情報代理公開、Whois情報公開代行など、ドメイン登録サービス会社さんによって表現が違います。ドメイン取得者の実名、登録住所、連絡先などが公開されちゃいますから、ブログを実名ではなくハンドルネームで運用しようとしている人は、要注意。
今は多分どこでも標準装備。
ドメインのメールアドレス
レンタルサーバーに標準装備しているケースが多い。ドメイン取得会社で準備しようとすると、面倒くさい場合もある。
というか、メールアドレスは、要らなかったかも。
インストール
今は「簡単インストール機能」がついているレンタルサーバーが多い。
初期設定
最重要:パーマリンク初期設定。
そこそこ重要:サイト名、サイト紹介、ファビコン、サイトロゴ、ブロガー名、ブロガー紹介、コメント可否、フィード(要約スタイル・表示5件)、メディアサイズ初期設定。
一応確認:サイト言語、タイムゾーン、日付形式、時刻形式、コメントの入れ子の数、コメント通知フラグ。
テーマ選び
勉強も兼ねて毎年ワードプレスの標準テーマを使っていますが、「ワードプレス おすすめ テーマ」で調べたら、万能テーマが沢山出てきます。
子テーマ作成
万能テーマには専用子テーマがついていたりします。
記述エディタ
万能テーマのエディタには、文字のハイライトや装飾、吹き出しボックス、ブログカードなど様々な機能がついています。
私は必要に応じて書き方を調べてfunctions.phpで入れるようにしていました。
これは確かに難しかった。しかし、作っても使わないことが多いので、最近はあんまりやってません。
広告
万能テーマには、アドセンスの広告コードを貼る専用ボックスやアフィリエイト用のショートコードが備わっている。
アドセンスは、管理が楽なのでかろうじて続いていますが、個人的にはfunctions.phpで貼ってます。
SEO
SEOは、万能テーマがそれぞれのウリとして打ち出しており、特に意識しなくてもかなり充実していることが多い。
個人的には、自分でAMP化してみようとしたり、構造化データを書いたりしましたが、最近は飽きてプラグイン「Yoast SEO」ですべてやってます。
拡散
TwitterなどのSNSへの更新通知の発信やサイトにシェアボタンを設置したりする機能も万能テーマについていると思います。
個人的には自分のサイトを拡散したいと思っていないので、やめてます。
分析ソフト
Googleのアナリティクスが有名。
万能テーマにはアナリティクスと連携するためのコードを記入できるエリアがあると思う。
個人的にはSEOの勉強のために「Googleのサーチコンソール」だけ使っています。
固定ページ
アドセンスの申請のために「お問い合わせ先」と「プライバシーポリシー」を2記事つくればよい。
以前は記事一覧ページやサイトマップを自作していました。これも難しかった。
プラグイン
「プラグインいらず」を売りにしている万能テーマを選ぶべし。
プラグインのせいで不具合が出るのは、難しいポイントになりえると思う。
英語
個人的にはfunctions.phpの書き方を調べる時には英語記事が多いという感触。
万能テーマを使っている人は、functions.phpなんて触らないでしょ…
最近は日本語の記事がとても充実しているので、本当に英語にぶち当たる人がいるのか疑問に思っていたりします。
最後に
ワードプレスは年々シンプルで簡単になっていっているのに、「ワードプレスは難しい対策」の記事は年々増えていってませんか?
なんか不思議。
オリジナル投稿日:2018年1月9日
リライト日:2021年2月1日
最後までお読みいただきありがとうございました。