スター・トレック:ディスカバリー、シーズン3、エピソード2、「サルー、クソ上司説、浮上。」じゃなかった、「遥かなり故郷」のネタバレ記事です。最初からネタバレ全開なのでご注意ください。
ネタバレ、あらすじと感想
ディスカバリー号は、巨大なクレーターと隕石がプカプカ浮かぶ謎の惑星に墜落します。
いいんじゃないですか、隕石が浮かぶ星。てか、ワームホールに入る前のティリーってこんな髪型だったっけ?
ワームホールの潮汐力でみんな昏倒し、特に不調なデトマーは医療室へ行きますが、まだボーっとしています。
戦術システムも、通信システムも、センサーも機能していません。そこがどこか、どの時代か、「テラリジウムは氷で覆われていないハズ」レベルのことしかわかりません。
墜落の衝撃でプラズマ連結管が破裂し、EPSリレーとコンジットを修理しないと飛行不能だろうとのこと。まずは故障個所を探すためにトライコーダーを調整するところからスタートです。
つまりそこを修理すれば、大体のことが解決するって事かな?
サルーが「船の修理が第一優先だ」と言われたのにも関わらず、早速指示に反して墜落した惑星について発見したことをサルーに報告するティリー。
酸素が他のエリアよりも高いポケットが点在し、どれも全て10角形で、10角形の1つには生命反応があり、入植地だと思われる。
バーナムと連絡を取るためのカギになる通信用のトランステーターはカスタムメイドで、ルビンディウムがなくて修理できない。といいながら、修理に6時間かかるとも言っていて、ちょっと混乱。
直せるのか、直せないのか…
そこに通りかかったジョージャウ船長。リーランドの残骸が靴に残っているとティリーに指摘されてもスルーしてます。
これ、倒したと思っていたAIが復活するフラグだったら、いやだな…
そこで、最高のリーダー、テラン皇帝ジョージャウと、新米船長サルーのリーダーシップ小競り合いが始まります。ティリーは、この惑星の名前が分からないこと、50名ほどの生命反応があること、ワープ可能な宇宙船を持っているモノのダイリチウムがなくて飛べない様子であることを報告し、たどたどしく話していたらジョージャウ皇帝からおしかりを受けます。
すまん。ティリー。私もジョージャウ皇帝と同感だったよ。
自分たちの事をできるだけ隠して行動しようとするサルーに、ジョージャウ皇帝は「人工的な大気がある星で、宇宙船を見たことがなかったケルピアン人とは違う」と指摘、戦術リーダーのナーンは、「930年も未来の人々から隠れる必要が?」っと疑問を呈します。
サルーは、一応説明しますが、結局は扱いやすいティリーを連れて、生命反応がある施設に行くことにします。ナーンには、船の修理を、ジョージャウには嫌がらせのようにEPSコンジットの修理の補佐を命じます。
すまん。ティリー。私もサルーが扱いやすい子をひいきするクソ上司に見えたよ。
シリーズ2の最後に瀕死の重傷に陥ったスタメッツは目を覚ましますが、直ぐに細胞再生室に移され、コーバー医師に最低24時間の休養を命じられます。
作戦会議で、ルビンディウムが足りなくて通信が復旧できないことが確定して、ご立腹のジョージャウ皇帝。
サルーとティリーは、防寒具を着て、生命反応がある施設へと向かいながら、ジョージャウに言われたことに傷ついているティリーを励ましていたら、前方に人影を発見し、追跡します。
人影は破壊された採掘場へ向かい、洞窟に入ったかと思ったら、バーにトランスポートされました。まじかに岩がプカプカ浮かんでおり、空中のどこかのように見えます。
バーには5人の宇宙人がおり、惑星艦隊の船であることもバレています。しかし、宇宙人はサルーとティリーが惑星艦隊のメンバーであることを信じてくれません。
ティリーが模範的な惑星艦隊の隊員的行動をとったら、何故か簡単に信じてくれます。カルと名乗る宇宙人の仲間は、「ザレに見つかったらマズイから」っと、サルーとティリーを追い払おうとしますが、カルは、通信ツールとダイリチウムの交換に同意し、修理してくれます。
おぉ。いいですね。未来人のディスカバリークルー。本当に参加しないかな。ワクワク。
ザレは「配達人」で、採掘場を破壊して、彼らに必要なものを届ける唯一の存在になったことで、あくどい搾取が行われているようです。
どこで紹介されたか忘れちゃったので、ここにねじ込みますが、惑星の名前はなく、単に「コロニー (=植民地)」と呼ばれていて、コルはコリダン人だったと思います。でもザレは何人かわかりませんでした。地球人かな?
とか言っていたら、ザレ登場。The・悪者な一連の台詞をぐちゃぐちゃ喋った後、サルーとティリーにディスカバリー号に案内させようとします。
お酒を飲んで、体を温める?、歩いていくつもりなの??、ボックが持っていた簡易トランスポーターで時短しようよ…
またティリーが持っていた通信設備を見て、今の技術では簡単な修理が出来ない点、高エネルギーのガンマ線、重力波とつなぎ合わせ、2人がタイムトラベルで過去から訪れている事を理解します。
この時代では、「タイムトラベル」は、禁忌の技術ですが、割と簡単に受け入れられてますね…
そして、サルーらと交易したカルを新型フェイザーで殺してしまいます。
このくだり、必要ないですよね?、未来人カル、ディスカバリー号のサイエンスクルーとして新加入でいいじゃんね?
ローカルの言葉で、骨董品を捌く算段をしているザレらに、「一般語(common tongue)で話せ」というサルー。対してザレは「ブドレイシュ(Federationが未来語で訛っている惑星連邦のこと)の船長なら、わかるハズの言葉だ。」っといってバカにします。
確かサルーは、言語好きで、ユニバーサルトランスレーターに依存しないでも、数百の言語を話せたハズ。純粋な「未来語」なんでしょうね。ところで、ユニバーサルトランスレーターは、言葉をサンプリングすると自己学習で通訳ができるようになる機能が搭載されてた気がするんですが、壊れてんのかな?
ザレはサルーを凹ませるような未来の現実を伝え、寄生する氷が船とクルーを全滅させる前に船に移動しようと提案したかと思いきや、次の瞬間、ザレとサルーでバーで待って、ティリーだけにダイリチウムを取りに行かせようとします。
でた、ディスカバリーの手のひら返し。簡易トランスポーター、使おうよ。ね?
ジョージャウ皇帝が一人で殴り込みます。「ブドレイシュも地に落ちたな」といいますが、ジョージャウは意に介さず、仲間割れを誘います。新型フェイザーで攻撃されている間にサルーに目配せし、2人で敵をせん滅します。
かっこいい~。流石、ミシェル・ヨー!!、ザレは、惑星連邦の事を「ブドレイシュ」って呼んでる当たり、『Calypso』のクラフトに近いMaquisの子孫かな?
敵を無力化した2人は、ザレの処分で意見が分かれますが、最終的にはジョージャウがサルーに従います。バーテンダーは「カルが惑星連邦に期待を寄せていた理由が分かった」といい、サルーは彼らの復興に十分なダイリチウムを分ける事を約束し、ザレの処分は、バーテンダーに任せる事にします。
バーテンダーはその場でザレを殺すことはせずに、外に開放し、サルーに「パーソナルトランスポーター」を渡し、「Welcome to the future」っとサルーらを歓迎します。
うんうん。いい話だ~。
USSディスカバリークルーは、完全な状態ではない状態で慌てて離陸を試みます。
デトマーは、またもやボーっとしてしまっています。
AIとアーカイブデータはもういらないよ。フツーに「惑星連邦」の復活の為に、宇宙中を飛び回るのと、新しい技術にワクワクする楽しいだけのスタートレックでお願いします。
氷の微生物を剥がすのに苦戦しているところに新しい謎の船が登場、トラクタービームで空中へ引き上げられます。謎の船からの通信を受け、サルーは、防御準備を整え、熟考の後、通信を受け付けます。
出てきたのは、満面の笑顔のマイケル・バーナムだった。USSディスカバリーは、バーナムが到着した3188年の1年後に到着した模様。
バーナム、笑顔、できるじゃん。初めて主人公に好感を持ったかも。
最後に
終わりよければ、全てよし?
今回はバーナムの笑顔が良かったので、ブツブツ言わない事にします。
後日、時間に余裕が出来たら、スタメッツとナーン周りのサブストーリーが好きだったので追記するかも。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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