一時帰国で日本に帰ると、「日本のテレビ」がうるさくて参ってしまいます。
子供の頃は、外国人はオーバーリアクションで顔の表情も日本人より豊かだと思っていたのですが、日本のテレビを見ていると、芸能人たちのオーバーなリアクションに驚いてしまいます。
音が大きく、騒々しい
音が大きいのは、父の耳が遠くなり始めていて、しかもテレビから最も離れたところに座っているため、音量が大きいのです。テレビだけじゃなくて、生活音も大き目です。これは仕方がありませんね。
出演者が騒々しいのは、かなり違和感。
海外生活10年超。子供の頃にリアクションがオーバーで騒々しいと思っていた外国人ですが、外国生活10年超。
テレビは特に大げさな感じではなく、普段の様子との差が思ったより小さいというか、自然なことが多いです。
対して、普段出会う日本人は、割と物静かで柔らかい雰囲気の人が多いのに、日本のテレビの出演者は、不自然にリアクションと声が大きい気がします。
今回の帰国期間中は、日本人が海外へ行って現地の様子をレポートする番組を見ていましたが、演出が大げさです。
ワーワーギャーギャー妙に騒ぎ立てないと視聴者が喜ばないのでしょうか?、うるさくて思わずテレビを消してしまいます。
昔、「兼高かおる世界の旅」という番組があって、なんだか上品な感じの兼高かおるさんが、ひょうひょうと虫とか食べている番組を祖母がよく見ていました。
今の時代はあんな感じじゃダメなんでしょうね~。遠い目。
実家のリモコン争奪戦
実家のテレビのリモコンの争奪戦は、熾烈です。
無意識にテレビを消してしまう私と、つける父が壮絶な戦いを繰り広げております。
というのは冗談で、一応「消していいか?」、「つけていいか?」とお互いに確認をしています。
もしくは相手がその場を離れたのを確認してから、行動する感じです。
それでも気付かぬうちにに消しちゃったりすることもあり、居候の癖に生意気なヤツです。笑。
クイズ番組と海外番組
父と母は、番組を概ね把握しており、何曜日の何時からはこれを見るというリズムが決まっているようです。
何だか「東大生」が流行っている感じがしました。東大生たちだけは自然体でテレビに映っていて、何だか不思議な感じでした。
日本語をスルーするのが下手
普段あまりテレビを見ないですし、見たとしても英語なので、意識して聞いていないと頭に入ってきません。画面に貼り付いて、耳をそばだてて見るのが習慣になっております。
ところが日本では母国語で理解できますから、ある程度スルー出来ないと、情報量が多すぎて疲れるのかもしれません。
もしかすると精神的に疲れていて、休暇の際は少し静かにゆっくりしたいと思っているから、つらく感じるのかもしれません。
上手に番組を選択する
今は海外暮らしで、日本の番組を知らない為、両親が見ているものをそのまま見ているから面白くないのかも?
本帰国したら、ちゃんと研究して自分に合った番組を見られるようになるといいな…なんて思っています。