駐在妻として海外生活を始める場合、ビザの問題で就労できない場合が多く、多くの駐在妻が専業主婦になります。

任地では、日本レベルの狭い家を探す方が難しいので、広めの家で悠々と過ごせる場合が多いかと思われます。

新興国に行くと、お手伝いさんに家事をお願いすることも多く、家事をほとんどしない数年間を送ります。

それでも駐在員本人は、昼間は外国語で外国人に動いてもらわねばならず、仕事は日本にいる時と大違いで、海外勤務の厳しい現実と戦います。新興国では、ローカル社員との格差を感じさせないようにと重々注意されますし、行動は慎重になります。

奥様の方は、海外で、まわりのプチセレブにいろいろ教えてもらって、お手伝いさん、運転手、広い家、高級ランチ、スパ、旅行などをエンジョイします。日本では大変贅沢な事でも、現地ではみんながやっている普通の生活。

※まわりのプチセレブと仲良くできないとかなりツライと聞きましたが…

のんびりプチセレブ生活を送った後、普通のサラリーマン家庭に戻るのは、なかなか難しいらしいです。※私は日本に戻ったことがない

駐在員本人は、毎日出勤し、仕事を開始することで、運転手がいない、自分で手を動かす生活が始まりますから、最初は慣れなくて戸惑うケド、元の生活に戻すリハビリになります。

奥様の方は…

自分で工夫して生活レベルを戻さないといけないらしく大変です。

「身の丈」の再調整

海外生活中は、一段高な生活をどうせなら楽しんでいただきたいと思うのです。

狭い家は嫌だ。
もう働きたくない。
家事もしたくない。
おしゃれはしたい。
スパにも行きたい。
高級ランチは止めたくない。
毎週末どこか旅行に出かけたい。

ハードシップのご褒美だった小さな楽しみのすべてが家計を圧迫する生活が始まります。

気付いたら赴任前の貯金まで使い果たして、超貧乏家計の誕生しているらしいです。

流石に借金は…

っとなって、再就職してもらったら、浪費癖が治ったそうです。会社の「同調圧力」が最強の薬だったとの事。

※3人の元駐在妻の話を一つに統合したら、こんな感じの大人の息苦しさが詰まったエピソードになりました。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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