インド、中国では、OKY (お前こっちきてやってみろ)だった海外勤務が、イギリスではKTY (こっちで適当にやっとくよ)に変わりました。
OKYという言葉が生まれた頃、私は中国で勤務していました。そして、その言葉がインドに伝わる頃、私はインドに転勤しました。
OKYは、その頃の私の心情を見事に表す言葉です。
イギリスに来てから、一切そのように思わなくなりました。「こっちで適当にやっとくよ。」というのが、現在のスタンスです。
これは3か国目で私自身が逞しくなっている部分もあるかもしれません。
イギリス赴任が楽なワケではありません。ハードワークは同じです。
暑いのが苦手という個人的な理由から、肌がピリピリするのと同時に心もピリピリするインドより、イギリスの夏が快適なのも心に余裕を与えていると思います。
新興国赴任は大変でしたが、過ぎ去ってみれば、脳裏に刻まれる強烈な思い出が多く、今となってみれば、行って良かったなっと思えます。
しかし私はインド赴任中に退職届を出して転勤させてもらったヘタレですから、今まさにOKY中の方々に「頑張って」なんて絶対に言いたくありません。
なにとぞ無理をなさらず、お体にお気をつけてお過ごしくださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございました。