インドに赴任していた頃に、日本に帰ったら最初に食べたかったのは、「たまごかけごはん」でした。
そして、とあるアメリカ駐在員は「しゃぶしゃぶ」だって言っていました。薄切り肉が手に入りにくいらしいです。
インドの中にいる時は、牛(神様の使い)の肉を食べる気になれないので、発想がありませんでした。
ベジタリアン大国
ベジタリアンの強化版、ベーガンが多いインドでは、根菜ですら、引っこ抜くことが殺生にあたるので食べないっという人たちがいます。
インドの前に赴任していた中国は、対照的に「机と飛行機以外は何でも食べる中国人」なんて本人たちが言うくらい食に対するマインドがオープンな環境。
インドででっぷりした人たちを見る度に、「ベジタリアンでデブるなら、中国人の様に何でも食べてデブりたい」なんて思っていましたっけ…
「たまごかけごはん」と食の安全
インドでは、ベジタリアンに遠慮するのもさることながら、食の安全に不安がいっぱい。
水そのものがやばいんで、火を通さなきゃ安心できません!
疑いの心なしに「なまたまご」が食べられる日本って、とってもスゴイ国です!!!
「たまごかけごはん」の専用の醤油!?
私が日本に暮らしていた時には、存在していなかった、専用の醤油が発売されていて、ビックリしました。
作り甲斐のない「たまごかけごはん」を所望する私を喜ばせようと、母が実家に備えておいてくれました。
そもそも日本にいた時には滅多に食べなかった「たまごかけごはん」ではありましたが、これは1つの日本のソールフードなんだな…っとしみじみしましたね。
こういう些細なところで日本を有難がることができるのって、インド赴任ならではかもしれません。
インドの卵の黄身は白っぽい
インドの卵は妙に白っぽいです。
火が通った後は分かりにくくなりますが、ホテルで朝食の目玉焼きを作ってもらうときなどにギョッとします。
火を通してもなんか微妙な感じがします。
逆に、帰国すると日本の卵はオレンジすぎて、ギョッとします。
餌によるらしいです。
いや、ギョッとするほどオレンジであっても、日本のものなら迷わず食べますけれどね。
常に次の一時帰国を待ち遠しく思っているのは、私だけじゃないはず…
待ってろよ~。たまごかけごはん!
いや、今は、「しゃぶしゃぶ」だった。
最後までお読みいただきありがとうございました。