Dolby Atmos対応ヘッドフォンって、増えてるじゃないですか?
あれ、ピンとこないんですよね…
あと、Xboxに、Dolby Atmos for Headphoneっていう、ステレオヘッドフォンでドルビーアトモスを聞けるようにするソフトとかあるんです。
それも、ピンとこないんですよね…
参考: Dolby 「Dolby Atmos Speaker Setup Guides」
画面酔いしやすいタイプだし、他の人より空間認知能力が低いのかも?
それで、ためしに、7.1チャンネルのゲーミングホームシアター作ってみましたw
7.1チャンネルというのは、スピーカー7個とサブウーハー1個を部屋に置いて作ったサラウンド音響ってことです。
部屋がごちゃごちゃして、デスクを撤去する羽目にあったよ…
いや、モンハンファンって、働き盛り世代多いって聞くし、余ったお金でこういうのやってみたい人もいるかな?
っと思って、自分用の備忘録をブログ記事に仕立て直してみました。
あと、予めお断りしておきますが…
私はオーディオマニアではありません。うんちくが書いてあるとつい読んじゃって無駄な知識が蓄積されてしまう「フツーの理系」にすぎないので、スペックについていろいろ書いてあっても、耳が肥えたベテランオーディオマニアの発言だと勘違いしないでくださいね。
スピーカーの数と置き方
4.5畳の部屋で、座椅子寝そべり型の4K/120Hz対応の5.1.2チャンネルゲーミングホームシアターを目指しました。
(実際できたのは3.1.4チャンネル的何か…です。)

5.1.2チャンネルっていうのは、簡単にいうと、「スピーカー・サブウーハー・天井スピーカー」の数です。
参考: Dolby Games 「Dolby Atmos for Headphone」
それぞれの役割をざっくり説明すると…
- フロントスピーカー(台の上に載っている2台)、場の音像定位に最も影響を与える最重要スピーカー
- センタースピーカー(テレビの前に置いてある1台)、映画の会話などを補佐する音を出す。※声以外もでる
- サラウンドスピーカー(茶色のぼろくて小さい木箱4台)。天井や後方に配置してサラウンド感を補強する
- サブウーハー(画面左端の巨大な1台)。主に低音を中心に他のスピーカーで出せない音を補強する。
これに、映像を映す「テレビ」と「映像と音声をコントロールすAVR(=AVアンプ)」の構成です。
各スピーカーは、聞き手の耳から等距離に置くようにします。同心円状というか、同心球状?ですね。
また反射音じゃない音が優先的に聴こえるように、スピーカーの顔をリスナーに向けて設置します。
あと、サラウンドはスピーカーの数が多い方が良いと言われています。
じゃぁ、音の出口が2つしかないヘッドフォンじゃ、ムリじゃん?
って、いうわけでもなく、実際に場を支配する音像を作り出すのはフロント(テレビの左右)の2チャンネルなので、Dolby Atmos対応のヘッドフォンやDolby Atomos for Headphoneで普通のステレオヘッドフォンをDolby Atmos化してもサラウンド感は出てます。
逆にいうと、スピーカーを沢山つないだとしてもフロントスピーカーがへぼいとイマイチな仕上がりになる可能性が高いってことですな。
ちなみにステレオヘッドフォンをDolby Atmos化するのはXbox Series X の発売当初からやっているのですが、Xbox以外で使えるのかわかんないので、来年モンハンライズがXboxゲームパスに来たら感想を書くかも…
追加料金1,000円ぐらい(うろ覚え)でフツーのステレオヘッドフォンをDolby Atmos化できた気がするから、結構お得よね。Xbox。
4.5畳の問題点
4.5畳の部屋の問題点は、その立方体に近い形です。
音は壁にぶつかって、跳ね返されて、部屋の中で音波が干渉しあってごちゃついていくんですが(定在波という)、立方体の部屋はそれが最もひどいんですね。
黄金比がいいといわれますので、6畳間とか、8畳間だとよかったんですけどね…
音の反射が酷い場所は、音を吸収する材質のもの、音がまったく反射しなくてエコー感がでなくてつまらない時は反射板というか拡散版を置いたりして、好みの音響を作ります。
今回は、部屋が狭くて反射の方が問題だったので、吸音材として「激落ちくん」を沢山買いましたw
あと、狭い部屋に大きすぎるスピーカーを置くと、音響が大変なことになりますから、今回はフロントスピーカーを小さめのブックシェルフ型スピーカーにしました。
準備したもの
自分の備忘録を清書するにあたって、構成に悩んだんですが、買ったものとその使い方を一つずつ説明していくのが、読者が自分に必要かどうか取捨選択しやすいかな?っと思い、最初に準備したものリスト、後に1つ1の説明を書くことにしました。
めちゃめちゃ長くなってごめんよm(__)m
今回、ホームシアター関連にかかった費用は、44万1,103円。揃えたものは、下記の通り。
2022年の余った生活費を全部ブラックフライデーで吐き出してみたw
アイテム | 値段 | 注記 |
LG OLED C1 (347W) | 125,000 | 有機ELテレビ (48インチ, 4K, 120Hz) |
サンワサプライ TAP-B108U 6口 | 2,673 | 節電タップ |
Denon AVR-X2800H | 99,000 | 7.2チャンネルAVアンプ |
兼古製作所 ANEX 2036-L | 542 | 検電ドライバー |
ELECOM CAC-HD21E30BK HDMI2.1ケーブル 3m | 4,590 | HDMI2.1ケーブル |
URGREEN HDMI2.1ケーブル 3m | 1,439 | HDMI2.1ケーブル |
Acoustic Revive RKI-5005 | 9,702 | インシュレーター (AVアンプ用) |
B&W 607S2 AE (8Ω, 30-100W) | 89,000 | ブックシェルフスピーカー (フロントスピーカー用) |
Zonotone AVSP-1200Q (3m x 2本) | 11,000 | スピーカーケーブル (フロントスピーカー用) |
B&W STAV24S2/B | 22,600 | スピーカースタンド (フロントスピーカー用) |
手芸用ペレット 1KG x 4 | 3,072 | スピーカースタンド充填剤 (フロントスピーカー用) |
ソニー SS-CS8 | 22,200 | センタースピーカー |
Audio Technica AT6099 | 4,800 | インシュレーター (センター用) |
Onkyo D-M7(ペア), D-M3(ペア) (6Ω, 40w) | 貰った | サラウンドスピーカー |
ハイパーフック かけまくり HHT22M-S2 | 310 | 3kg荷重壁掛けフック (サラウンドスピーカー用) |
ハイパーフック かけまくり HHT23M-S2 | 470 | 7kg荷重壁掛けフック (サラウンドスピーカー用) |
日軽産業 マジッククロス8 J hook セミトライアングル・ダブル MJ-027E | 558 | 5KG荷重天吊りフック (サラウンドスピーカー用) |
Amazon Basic バナナプラグ 6ペア | 1,680 | バナナプラグ (サラウンドスピーカー用) |
Amazon Basic スピーカーケーブル 16ゲージ 30m | 1,810 | スピーカーケーブル (サラウンドスピーカー用) |
Sony SA-CS9 | 19,980 | サブウーファー (アクティブ) |
御影石 (450x400x30mm) | 11,000 | オーディオボード (サブウーハー用) |
Amazon Basic サブウーファーケーブル 4.6m | 1,227 | スピーカーケーブル (サブウーファー用) |
東京防音 THI-304 | 450 | インシュレーター (サブウーファー用) |
激落ちくん(各種) | 3,000 | 吸音材 |
ラグマット (2m x 3m) | 5,000 | 吸音(床) |
まぁ、でも、こんなにかける必要もないと思って、4K/120Hzで最も安い構成を試算してみました。
アイテム | 値段 | 注記 |
Acer Predator XB283KKVbmiipruzx | 77,000 | 28インチ 4K 144Hz IPS液晶モニタ |
デノン DENON AVRX1700HK | 58,212 | AVアンプ、HDMI2.1入力1つ |
ヤマハ スピーカーパッケージ NS-P41(B) | 28,000 | 5.1chサラウンドスピーカーセット |
URGREEN HDMI2.1ケーブル 3m | 1,439 | HDMIケーブル |
Amazon Basic スピーカーケーブル 30m | 1,810 | スピーカーケーブル |
Amazon Basic サブウーファーケーブル 2.4m | 830 | サブウーファーケーブル |
最も安い構成でもヘッドフォンを外すために17万円払うのって、「高い」気がしなくもない?
ヘッドフォンだったらハイエンドに入れてもらえているFocal Clear MGが買える値段だからね…
サラウンドセットの中ではエントリークラスの中のミドルクラスの始まりってとこでしょうか?
私の場合は、余った生活費を全振りしたんで、40万円台になっちゃっていますが、それでもやっぱりエントリークラスの中のミドルクラスの中盤って感じ?
まぁ、このために家を建て直し・改装したり、専用の電気回路を引いたり、堂々と胸をはって「プラシーボ効果を全肯定」できちゃうお金持ちがいっぱいいる世界で、上端がヤバいんで、クラスは気にしないで自分のニーズに合わせて組むのがよさそうよ。
では、以下は、自分用も兼ねてそれぞれのアイテムのお買い物メモです。
LG OLED C1
4K/120Hz/48インチの有機ELテレビです。PS5、Xbox Series Xの能力を引き出せます。
ホームシアターっていうと、プロジェクター投影の巨大スクリーンを思い浮かべる人が多いかと思います。4K/120Hzなプロジェクターも出てるみたいです。
そして、一番小さいサイズが、48インチでした。(2022年はLGから42インチが出てます)
ゲーマーは「画面を視界に収めたい」欲求が強いから、テレビ・映画目的の人より視聴距離を遠目に想定した方がよさそう。
パナソニックのサイトでのおすすめ画面サイズは4畳半で42インチ~(視聴距離0.8メートル)、6畳で48インチ~(視聴距離0.9メートル)っと書いていますが、私は画面酔いすることもあって、48インチテレビから1.7~2メートルぐらい取って遊んでます。
あと、音響面でフロントスピーカー2基と視聴者が正三角形、もしくは2等辺三角形を描くように配置するっていうのが定石らしいんで、正三角形を目指して配置すると…

この写真でいうと、テレビの台が120cmで、スピーカーのツイーター間の距離が1.65mです。正三角形配置だと「高さ」(=スピーカー間の真ん中からリスナーまで)が1.42mです。
テレビからの距離が1.7mの時、フロントスピーカー同士の距離が2m。
テレビからの距離が2mの時、フロントスピーカー同士の距離は2.3m。
4畳半の部屋は、正方形で、一辺の長さは江戸間で2.6m、京間で2.8m。
反響の問題で、フロントスピーカーの周囲は50センチほど反射物のない状態で開けている方のがよいらしいので、あんまり離すこともできない余裕のない配置ですねw
特に今回のフロントスピーカーは「背面」バスレフ型なので壁に寄せられません。
それから、私は個人的に有機ELの画質が最もよいと感じているんで、それを選んだんですが…
有機ELには、焼き付きを防ぐためのAuto-Dimming機能があって、画面に動きがない状態が続くと画面が暗くなりますが、オフにできません。PCのスクリーンとしても利用したい場合は、このせいで作業中に自動で画面が暗くなっていくので、要注意です。
それと、LGのC1には、沢山のVODがプリインストールされていました。
こういうテレビのアプリでDisney+やAmazon Prime Videoなどから、AVR(AVアンプ)へ音を送信することができるようにeARCがついている機種を選ぶとより便利です。
LG C1の場合、Amazon MusicやApple Musicのような音楽サブスクは、LGアカウントにログインしてからダウンロード/インストールできるようになりました。
PCを立ち上げたり、スマホアプリと連携させなくてもテレビとAVRだけで音楽や映像を楽しむことができるのは良いですね。
ぶっちゃけ、LGのC1のテレビ音は、いい方なんじゃないかと想像しています。
テレビにありがちなノイズが乗っているような音ではありません。ただ「クリアで心地よい音か?」って聞かれれば、「サウンドバーならいらないレベルかな?」って感じ。
※私のサウンドバー試聴体験は、あまり良いものではなかったので、偏っているかも。
うーん。
サンワサプライ TAP-B108U 6口
これは節電タップ付きの延長コードなんですが…
消費電力が大きい機器もあるので、同じコンセントにたこ足すると、フツーにヤバい。
パナソニックのサイトによると、1つのコンセントで流せる電流は15アンペアまで、電圧は100ボルトで、電力は1,500ワットまで。
んで、1つの回路で使えるのは2,000Wまで(20A x 100V)が一般的らしい。
参考: Panasonic、「同時に使える電力の大きさは何ワット?」
1つの回路っていうのは、ブレーカーの分電盤側の分岐ブレーカー単位とのこと。
ウチのブレーカーの分電盤は、部屋単位で分岐ブレーカーがあったから、4つのコンセントとエアコン専用コンセントを足したものが1回路。契約は60Aで、エアコンの冷房運転電流が25A、暖房運転電流が7.57Aだから、エアコン使用時の残りの電流は、コンセント4つで35A。
それに対して、ホームシアターでは…
LGのテレビが350W、AVアンプが500W、サブウーハーが70W、PCが550W、PCに接続しているモニターが30W、Nintendo Switchは18W、PS4は250W、Xbox Series Xは315W。
電流A × 電圧V = 電力W
で、電圧は100Vだから、上記の電力消費量を100で割って、アンペア数を仮置きして、1つのコンセントが15Aを超えないように調整しました。
あと、AVアンプが他の家電からの干渉やノイズによって音質悪化しないように、独立回路を使うのが望ましいらしい。
音質のために専用回路を引くために家をリフォームする人がいるんだから、オーディオ沼は底が知れない…
Denon AVR-X2800H
7.2チャンネルのAVR(Audio Video Receiver, AVアンプ)です。
これがゲーム機から映像と音声情報を受け取って、サラウンドの各スピーカーを鳴らし、テレビに映像情報をパススルーします。
または、先ほど紹介したようにテレビのアプリで再生した映画や音楽をテレビのeARCポートからAVR側に渡してスピーカーを制御することもできます。
あと、AVRにも音楽サブスクのアプリが入っていることもあります。ただ、DenonのアプリではAmazon Musicのプレイリスト機能が使えないので、かなり不便。私はテレビアプリからeARC接続で視聴しています。
4K/120Hz/VRR/ALLM/QFTというゲーマー心をくすぐるスペックの入力端子が3つ、出力端子が2つついてます。
入力端子が3つとは、PC(Steam)とXbox Series XとPS5とつないで待機させておくことができるということで、出力端子が2つというのは画像のパススルー先が有機ELとプロジェクターの2つに刺しっぱなしにできるということです。
実は、私は「AVR-X1700H(58,200円)」(5.1チャンネルまで)の方が買いたかった。HDMI2.1ポートは1つしかないけど、eARC対応なので、ゲーム機は全て直接テレビにつないで、音だけAVアンプから出せばよいと考えていたんです。
しかし、在庫がなくてね…
この価格でできることを考えると、人気モデルなの、わかる!!
しかたないからAVR-X2800Hにしたんですけど、在庫があればAVR-X1700Hの方を買ってましたね。
まぁ、いいけど。
AVR-X2800Hの7.2チャンネルは、スピーカーが7つ、サブウーハーが2つの範囲であれば、5.1.2チャンネルとか、4.2.2チャンネルとか、好きに設定できます。
能が盛りだくさんなんで、私なんぞの感想に興味があれば別記事を書きますが、個人的にありがたいのは、Audyssey MultEQ XTという音場補正機能がついていて、スピーカーが多少微妙な配置になっても、いい塩梅にサラウンド音場を調整してくれます。
転勤族になる前に組んだサラウンドでは、こんな機能なくて自分の耳で調整しても、いつまでも「これが正解だ!」って感じにならなかったから、他人任せにして諦めを着けられるっていいよね。
ははは。
それから、HDMI 2.1ケーブル(1.5m)のプレゼントキャンペーンとかしてたから、購入した人はお忘れなく!
私も申し込んではみたけど、全く音沙汰ないけどね…
兼古製作所 ANEX アネックス 2036-L
検電ドライバーです。
父が無くしたっていうんで、私はヨドバシで買いなおしました。
コンセントって、実は極性があるんです。電気が通る方がプラス極で、アースがマイナス極。
左右の穴がほぼ同じに見えて、実は右側(プラス極)がほんのり短いんです。
※上で引用したPanasonicサイトのページ上部の写真はなんだかすごくわかりやすく撮れてると思う。
オーディオ機器は、このプラス極、マイナス極の差し違えが音質(ノイズ)に影響するらしいので、気を付けたい!
コンセントに直刺しする場合は、左右があってると信じ込んで刺すんだけど、節電タップ(延長コード)だとどっちかわかんないことあるから、確認できると安心感あり。
電源プラグは、「P」(多分positiveの略)マークがついている方がプラス極。「数字」が書いてある方がマイナス極。もしくはアース線がピロっと出ている方がマイナス極などの見分け方があります。
そして、このAVR、電源プラグの差込方向にちょっととまどう。
んで、なにが戸惑うかっていうと、だいたいの場合、プラグにごちゃごちゃ書いている文字が読めるような方向に刺せば右がプラスになるんですが、このAVRのプラグは、文字が逆さまになるように刺すと右がプラスになる感じ。
刺し方、間違ってないと思うけど、不安になるw
ELECOM CAC-HD21E30BK HDMI2.1ケーブル 3m
HDMI2.1対応ケーブルです。
上のアマゾンアフィリエイトは2mのリンクです。
4K/120Hz/Dolby Atmosでゲームしたいなら、対応するゲーム機と映像出力機と音声出力機が必要ですが、それらをつなぐケーブルもHDMI2.1ケーブル(48Gbps通信)じゃないといけません。
AVアンプに接続するときに注意喚起が出るから気づけるとは思うけど、念のため書いとく。
HDMI2.1は、8K/60Hzもしくは4K/120Hz(48Gbps)を転送でき、ダイナミックHDR、eARC、VRRも対応するっていうのが、基本スペックです。
HDMI2.1のケーブルには、差込口やケーブルの被膜に「Ultra High Speed」、「8K」などと書いてあると思う。
HDMI2.0だと「High Speed」、「High Speed with Ethenet」とか書いてる。
今回は3mのを2種類買い足しました。
PC→AVR用とAVR→TV用。
1つ目はヨドバシでElecomのメーカー希望小売価格11,220円が4,950円になっていたので、購入。ブラックフライデーが終わったら3,920円と更に安くなってて凹む。
商品画像で「3重シールド構造」などとノイズ除去が謳われてたのに惹かれました。効果のほどは、ちょっとわからぬが…
箱には「48Gbps」、「8K(60P)/4K(120P)対応」、「DynamicHDR対応」、「eARC対応」、「ゲームモードVRR対応」などと書いてあります。
URGREEN HDMI2.1ケーブル 3m
2本目のHDMI2.1ケーブルです。
このURGreenのケーブルは、上のエレコムのケーブルと謳い文句はほぼ同じ。なのに、はるかに安い。
そして、ケーブルが「極太」かつ「組み紐タイプ」で、見た目の高級感は、ELECOMに勝ってるw
Acoustic Revive RKI-5005
AVR用のインシュレーターとして買いました。
インシュレーターとは、AVRやスピーカーの下に敷いて、振動が伝わるのを遮断するコースター的なもの。
音は振動。振動の伝わり方が全てな世界。だから、他の振動の影響・干渉を受けたくないところには絶縁体をつける。
絶対通したくない系のゴム素材やら、いい塩梅に干渉してほしい系の真鍮やら、ハイブリッドやら、木材やら、いろいろある。
今回はAVR、フロントスピーカー、ウーハーでそれぞれ違うものを買ってみました。
AVR用に買ったAcoustic Revive RKI-5005。
選定理由は、素材の説明書きで「はぁ?」ってなったからww
「粘度を吟味したシリコン系新素材に貴陽石やトルマリンなどの天然鉱石のパウダーを含浸させ強力なマイナスイオンを発生させます。」
だそうです。
マイナスイオン?
ごめん、ちょっと笑ったわ。
ところが、レビューを読んで見たらなかなか評判がいいので、これにしました。
ちなみにインシュレーターは、AVRの足よりも微っ妙~に小さいです。
いや、小さくていいんですけど、「微妙に」小さいので、みためがちょっと…
すべての機器がエイジング中なので、音の影響はまだわかりません。
B&W 607S2 AE
フロントスピーカーです。アマゾンには売ってないみたいなので、アマゾンアソシエイトリンクはありません。
私はヨドバシで買いました。興味がある人はお手数ながら、商品番号でググってくださいm(__)m
「フロントスピーカーの良さは七難隠す」
らしいので、フロントスピーカーの予算を20万円にして、その価格帯の空気録音を聞きまくりました。
この動画の対比相手Oberon1(ペアで5万円ぐらいでさらにお手頃)も高音が強いスピーカーなのですが、対比では607S2は音が「陰キャ」で、ちょっと悩んだ。
予算ぴったり圏では「Focal Aria 906」が好きでした。Focal Aria 906は音がきれいで、穏やかで、優しくて、ずっと聞いていたら離れられなくなる未来が見えたんですよね~。
しかし、音が良すぎるのか、古い音源が「正しく古臭く」聞こえたのでパスw
こっちはAmazonに売ってるみたいですね。
一方、実際に購入したB&Wの607S2AEは、予算の半額ぐらいで購入できます。ヨドバシで99,000円でした。
Youtubeの評価は、かなり分かれてました。
「高音が刺さりすぎて酷い音だ!」「これを褒めている人は、年取って高音が聞こえないんじゃないか?」ってぼろくそにけなしている外国人さんの動画もありました。
多くのレビュー動画では、「高音は刺さる一歩手前で止まってる」って言ってましたけど、私のヘッドフォン(Hifiman Sundara)を通して聞く607S2は、フツーに刺さってました。中域は地味。だけど低音のキック感がなんか気になったのでこれにしました。
あと、サイズのこじんまり感も良かった。
今はエイジング途中で、まだよくわかりません。
動画の印象から開梱直後は、キンキン刺さるのか?っと思っていたんですが、少しこもった音で、刺さるようになるのか、まだわかりません。
少しずつ「こもり」は取れてきていますが、結構時間がかかりそうな感触です。
※AVRの補正でサラウンドでは「丸く」なるのでPure Audioモードで鳴らしています。
どこまでがAVRの力で、どこからがスピーカーの力で、どの辺がハイレゾ音源の力か、わかりませんが、音にこもりがあっても音像定位が素晴らしい!
スピーカー買ってよかった~!!
3か月ぐらいして、エイジングが終わったら、専用のレビュー記事を書くかもしれず、書かないかもしれない。
Zonotone AVSP-1200Q (3m x 2本)
フロントスピーカー用のスピーカーケーブルです。
音楽を聴く時は、フロントだけで鳴らすので、この部分だけはケーブルもちょっとだけクラスアップさせました。
せっかくなので、バナナプラグ付きにしました。
ケーブルをつなぐときは、チューブ部分に書いている文字の頭が音源側(AVR側)で文字の尾がスピーカー側につなぐと、音波が銅線の毛羽立ちに逆らうことなくスムーズに伝わり良いそうです。
B&W STAV24S2/B
スピーカースタンドです。
今回、スピーカーをB&Wにして良かったなと感じたのは、おそろいのスタンドがカッコイイ上に、お手頃なお値段だから。
第一候補のFocal Aria 906の専用スタンドは、色も形も好みじゃないし、6万円台だしで、微妙だったので…
実は、最終的には、スタンドで決めたというww
いや、おそろいにする必要は全くないんですけどね。
B&Wの607S2AEと対応スタンドの見た目の統一感とデザインに、ほれぼれします!
いや~。いいわ~~♪
紺屋商事 手芸パーツ ペレット 1KG x 4袋
スピーカースタンドに詰める砂の代替品として買いました。
砂を入れてスタンドの変な共鳴や振動を吸収させるのが一般的なんですが、部屋で砂粒を扱うのがイヤだったんで…
参考にしたのは、Elacのスピーカースタンド充填材です。
今回買った手芸用ペレットの素材は、ポリエチレンです。粒も大きいのでどうかと思いましたが…
とりあえずなんか埋まっていればそれなりに共鳴が抑えられるのと、足元が安定するかな?と。
あんま、深く考えてないです。
ソニー 2ウェイ・スピーカーシステム SS-CS8
センタースピーカーです。
実はセンタースピーカーは最初はいらないと思って買っていませんでした。
置く場所ないし。
映画の作品によっては、会話(ダイアログ)が聞き取りずらいことがあります。特に男性ボイス。
こういう音をサポートするためにセンタースピーカーを置くんでしょうけど、むかーーーしサラウンドを組んだ時にセンターから出てくるボイス以外の音が「わざとらしくて胡散臭い」感じで、結局つないでなかったんですよね…
DenonのAVR-X2800Hには、ダイアログエンハンサーという、会話音を大きくできる設定があるんですが、それでも聞こえずらいと感じた作品があったので、ソニーには大変失礼ながら、テキトーに買い足しました。
ダイアログエンハンサーを大に設定した後に聞き取りづらいと感じる作品は、とても少ないです。
ただ、クリストファー・ノーランファンの私にとって、聞き取りづらいのが『Tenet』だったのが痛かった。
『Dankirk』までは聞き取りやすいので、音楽担当がハンス・ジマーじゃなくなった影響なのか???よくわかりませんが、とにかく『Tenet』は聞き取りづらくて。
クリストファー・ノーラン作品を存分に味わうのに必要な経費ならと思って後から買い足したのですが…
あんまり聞き取りやすくなりませんでした。
AVRの設定でセンタースピーカー(大)にすると、悪化する印象で、センタースピーカー(小)&ダイアログエンハンサー(大)が最も聞き取りやすい印象です。
でも、これなら、なくても、良かったかも。
これからサラウンドを組む人は、最初は買わないで音を聞いてから判断されても良いかもしれません。
Audio Technica AT6099
フロントスピーカー用のインシュレーターとして購入したんですが、スタンドが優秀で、使わない方がいいと感じて、センタースピーカー用に変えました。
インシュレーターは上にも書いた通り、スピーカーの振動を絶縁するもので、これを買ったり理由は、シンプルにオーテクで廃版になった型と思われたから。
オーテクのサイトには現在このインシュレーターは掲載されておらず、そのうち買えなくなりそうだから、売ってるうちに買っとく?みたいな。
サラウンドスピーカー
これらは余っている人から、貰いました。
Onkyo D-M7(ペア), D-M3(ペア) (6Ω, 40w)でむかーしのOnkyoのAVRセットについていたものだそうです。
始めはヤマハの「スピーカーパッケージ NS-P41(B) 5.1ch コンパクトスタイル ブラック NS-P41(B)」(28,000円)を買おうかと思っていたんですが…
くれるというから、貰ったら、サブウーハーとセンタースピーカーを単独で買うことになって逆に高くついたw
4.5畳の部屋だと、リアスピーカーを背後に置くスペースがないので、リアとミドルが天井につるせるように小さめのモノにしました。
ハイパーフック かけまくり HHT22M-S2 (3KG荷重)
3KG荷重の石膏ボード用のフックです。スピーカーをくれた人がこれで壁掛けしていたとのことで、一緒にもらいました。
実績があるんで、これでよさそうですが、私は下の7KG荷重のを使いました。
え?
こんなものまで書かなくてよいって?
自分用のメモでもあるんで、許してくださいw
ハイパーフック かけまくり HHT23M-S2
7KG荷重のかけまくりですw
日軽産業 マジッククロス8 J hook セミトライアングル・ダブル MJ-027E
5KG荷重の天吊りフックです。
サラウンドミドルの位置には石膏の壁がなかったので天吊りにしました。天井が石膏ボードじゃない場合は使えませんので、ご注意あれ。
Amazon Basic スピーカーケーブル 16ゲージ 30m
アマゾンベーシックの超有名スピーカーケーブルです。太さが14ゲージと16ゲージがあります。
16ゲージの方が評価の数が多かったので、そっちにしてみましたが、思ったより太くてビックリ。
太い方が振動を伝えやすくていいらしいですが、危うくスピーカーに入らないところでしたw
スピーカーの線は、バナナプラグに差し込んだり、そのままスピーカーに刺したり、いろいろです。
先端をはんだを使ってまとめたりすることもあるそうです。ウチにもはんだはありますが、億劫なので、ネジネジして差し込んだだけですw
Amazon Basic バナナプラグ 6ペア
バナナプラグはスピーカーケーブルの先端をまとめるツールです。はんだごてがなくてもきれいにまとまるんですが…
バナナプラグで差し込むことができないタイプのスピーカーもありますから、お気をつけください。
今回はAVR側の差込だけバナナプラグでまとめました。
Sony SA-CS9
サブウーハーです。
スピーカーに出せない低音域を補強します。低音域じゃなくても、補強します。
うちの環境ではあんまり仕事していません。時々傍によって聞き耳を立てたら、音が出ていることが確認できる程度ですので、音質評価はできません。
最初、5.1チャンネルのAVR-X1700Hを買って、フロント2台、リア2台、サブウーハーの4.1チャンネル構成にしようと考えていた時に、リアスピーカーの第一候補に挙がったSS-CS5(安価で評判が良かった)と同じシリーズだったので、これにしました。
結局7.1チャンネルになった上に、リアスピーカーは壁掛けになったので、SS-CS5は買いませんでしたけど。
御影石 (450x400x30mm)
サブウーハーが床に直置きになるのを防ぐために買ったオーディオボードです。
オーディオボードもインシュレーターと同じで、機器と接するものの間の振動を制御するために使われます。
配送中に角がちょっとかけてました。めちゃめちゃ重いので、クレームして返送するのが面倒で、そのまま使っています。
Amazonベーシック サブウーファーケーブル 4.6m
サブウーハー用のケーブルです。
2.4mの次が4.6mなのが微妙。中間が欲しいかも?
東京防音 THI-304
サブウーハー用のインシュレーターとして購入しました。
ザ・ゴムって感じ。
振動は絶対に通さない!という鋼の意思を感じる質感。ゴムだけど。
ふるいのか、こんなもんなのか、ちょっとベタベタしてる。
激落ちくん
吸音材として、とりあえず3,000円分ぐらい買いました。
音の反射が気になるところとか、部屋の角とか、音を聞きながらくっつけていく予定です。
ラグマット (2m x 3m)
これは、床の音の反射を和らげるのと、足元が冷たいのを和らげる2つの役割。
あと、音響機器が壁を一面占領したことで、デスクが置けなくなったので、コーヒーテーブルを置いたら、ガラス面が音を反射して、変な高音を反射しているのが聞こえるので、テーブルクロスとかもいるかも…
適宜、買い足せるように予算に入れておくといいかもです。
最後に
この記事既に15,000文字とかになってる。
こんなに長文の記事を書いたの初めてで疲れたんで、一旦この状態で公開します。
後日、それぞれの実物の写真を添えて説明を加えるので、2倍ぐらいの長さになるかも…
もし最後まで読んでくださった方がいたとすれば、感謝です。
へとへと~。