そういえば、ネット小説書いてみたんだった

こんにちは。のろのろです。

2月4日から今まで何やってたっけな~っと思い出しているところです。

ぱっと思いつく一番変わったことは、たぶん、小説家になろうに投稿してみたことかな?

スマホのブラウザーのディスカバリーのところに、「なろうで勝つ方法」っていう記事が上がってきて、「なろうって何?」ってところから始まって、結構長いこと時間を潰せてよかったよ。

私は早期リタイアするまで長いこと海外で暮らしていたから、なろうの栄枯盛衰はあんまりわかんないけど、ネットに小説を投稿できるサイトで、書いた小説にタグを貼るだけで簡単に賞に応募できる仕組みがあって、小説家がボコボコ生まれたっぽいね?

んで、なろうがよくわかんないのに「なろうで勝つ方法」が気になった理由は、それがいにしえの昔によく見かけた「ブログで勝つ方法」に酷似していたから。

へぇ~。

歴史は繰り返す、ね?

って、興味をひかれたんで、とりあえず、なろうの小説をいっぱい読んでみた。

なんか、世の中ヤバいな~って思った。

猛烈に頭の悪い王子キャラを誕生させて、そいつにすっごい嫌な思いをさせられるお嬢様キャラがぼろくそに悪口を言いながらも何故か耐えて、最後にボコボコにやり返し、ポット出の別の王子に溺愛させればランキングの上位になれますみたいな世界だったよ。

この世界の読者、どんだけストレス溜まってんだ?

うすら寒くなった。

思うに、私が読んだ「なろうで勝つ方法」なんてあんまり大事じゃなくて、いかに王子がバカで、お嬢様が賢そうかにかかってるって感じだった。

んで、こういうの書くの、早期リタイア者にはもう無理なのね。

だって、ストレス溜まってないもん。

王子の頭悪さを描写し始めた時点で、楽しくなくて、イヤになっちゃう。

むしろ書き上げられる作者の精神状態が心配になる。

そういう設定にすればウケるから割り切ってるのだとすれば、かなりのストレスに耐えながら書き上げてるんだと思うよ?

もし、王子がどんなに頭が悪いかを書き上げることに喜びを感じているんだとすれば、ちょっと羽休めした方がいいんじゃないか?

って意味で心配。

そうじゃない小説もあるのよ、いっぱい。

でも、埋もれていて、探すのが大変なの。

だから、まぁ、その、すぐにギブアップした。

それでも200作品ぐらいは読んだんじゃないかな?

毎日毎日、人気小説を読みながら小説を書いたら、「性格のキツイ悪役令嬢(主人公)が王子とヒロインをディスっちゃたあと、「合格ラインには達しているのに批判しちゃった」って、毎晩一人で反省会して、でも「ほめて伸ばす」で王子とヒロインがいい思いをするのは悔しいから、自分が率先してやってたら、協力者が増えてきて、なんか王になれそう?」みたいなかなり中途半端な小説が出来た。

自分で言うのもなんだけど、全く面白くない。

自分で言うのもなんだけど、6万文字ぐらいあって、読むのがだるい。

これは、一生に一個だけの小説にはしたくないって、ボツにして。

「異世界恋愛」ってカテゴリーが激戦区みたいだから、どうせ人生で一個しか小説を書かないなら、そこで戦ってみたいと思うじゃん?

んで、結局、肉食気味なんだけど育ちが良いお姫様が、押して押して押しまくる(育ちが良くてあんまり押せてない)ってだけの平和な物語を1万文字ぐらいにスッキリまとめてアップした。

葛藤とか不安とか全くない、「あ~。早期リタイアした人が書きそう」みたいな小説になったから、それでいっか?って、満足した。

「異世界恋愛」の日間ランキングで30位ぐらいまで行ったと思うから、それなりに気に入ってくれた人はいたんだと思うよ。

平均評価は★4.3だったと思う。

週間とか月間のランキングは興味ないから見てない。

でも、すぐに落ちてきたから、大して上にはいかなかったと思う。

なんというか、純粋に小説を書くのを楽しいと思える人で、ランキングとかが気にならないタイプの人が、自分の書きたい世界をのびのび書くにはいいかもって思った。

読者としては、各種賞の受賞作品だけ読んでる分にはそこまで病んでないと感じた。

というわけで、早期リタイア者のなろう体験記でした。

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