【ネタバレ全開】「The Red Angel」レビュー (DSC、S2、Ep10)

未来から来た「AI」と「Red Angel」、それぞれのナゾが少しずつ解き明かされます。

ストーリーのネタバレとマイケルの悪口を含みますので、ご注意ください。

エリアムのお葬式

コマンダーエリアム(Airiam)のお葬式スタート。

みんながそれぞれ追悼の言葉を述べ、最後のサルーの歌が、しんみりとして雰囲気によく合っていました。

作戦会議

第2シリーズは、過去作のようなメンバーが頭脳を寄せ集める会議があっていいですね。こういう時にそれぞれのキャラや得意分野を知っていくことができるんですよね。

「AI」は「Control」の未来の姿で、セクション31が開発した「Control」を進化させるために「アーカイブデータ」(=スフィアデータ)を欲しがっている。

「脅威を評価するためのシステム」が「脅威そのもの」と化したのは、「タイムトラベル」の存在が関係している。

「未来」は私たちには予測して評価し得ないもの。「AI」が未来の技術をもって作り上げた未来は、私たちの想像の域を超えている。

ただ、現在までのところ「AI」が侵食したのは「Control」と「エリアム」だけ。

エリアムはお葬式の時にすべての神経系の情報を廃棄したし、セクション31も本部を破壊したので、あとはすべてのセクション31のスペースシップを診断して脅威を取り除くとよい。

「AI」はセクション31から逃げおうせたかもしれないので、見つけ次第、確実に破壊しないといけない。

っと、ここで、ティリー登場!うすうす感づいていた衝撃の事実の発表です。

Red Angelはマイケルだった!?

Airiamに残っていたプロジェクトDaedalusのデータによると、Red Angelの遺伝子情報はマイケルの遺伝子情報と合致していた!!

うげー。また、マイケル中心の世界に引き戻されてしまいました。ここまでくると、もうアレルギー反応のように嫌気がさします。

「マイケルは自分の能力をはるかに超えたことに対しても責任を持とうとする彼女の性格とマッチしているよね。」っというスポック。

うん。ウザいよね。マイケル。

セクション31とタイムトラベルスーツ

セクション31のキャプテンリーランドと元テラン皇帝ジョルジオーがディスカバリーに到来。

「罠をかけて捕まえようぜ! 実はタイムトラベルスーツってウチで開発したんだよね。失われたと思っていたのに今頃になって出てきたから、取り戻さなきゃ。」っと言うキャプテンリーランド。

そこでまたマイケルの神がかった第6感で、リーランドに敵視むき出しで偉そうに詰め寄ります。

「他にもなんか隠しているよね。私が関わっているミッションでそれは許さないわ。」って、直情的すぎるんだよね。今の若い人にはこういう人が好まれるのかな?

コーンウォールさんにたしなめられたあともガンを飛ばし続けるマイケル。

次は、テラン元皇帝につめより「私の命がかかっているのよ」っと情報を求め、キャプテンリーランドの元に足を運びます。

マイケルの両親の死の真相

「私がレッドエンジェル」を振りかざして、「隠していることを正直にいうチャンスを1回だけあげるわ」っとキャプテンリーランドに上から目線で詰め寄るマイケル。何様だ!

マイケルのお母さんは、セクション31所属でこのタイムトラベルスーツを完成させたスゴイ研究者だった。ケド、タイムクリスタルがなくて、オリオンに盗みに行って帰ってくるときにつけられてしまい、マイケルの両親がクリンゴンに殺される原因になったのは若かりし頃のキャプテンLelandの慢心だったと、リーランドさんは正直に告白し、お詫びします。

正直に説明し、謝罪するキャプテンリーランドを殴りつけるマイケル。

スポックが前にも言った通り、「両親の死は自分の責任」だと抱え込んでいたのに、今度は「あなたの責だったのね」っとキレまくる。

いや、リーランドさんも、クリンゴンに世界を壊されないように仕事として一生懸命やっただけだよね。

ついでに通りかかったアッシュにも大分ひどい八つ当たりしていました。

自己中心なのもここまでくるとうんざりしてきました。

両親の死因を知って怒り狂っているマイケルをスポックが見舞いに来て、Brother-sisterモーメントが訪れ、スポックの好感度がさらに増しました。

レッドエンジェルの捕獲作戦

スポック「マイケルが死にそうになったらレッドシグナルなくてもレッドエンジェルは助けに来くるんだよ…。」

マイケル「あ、それなら、私が死にそうになるわ。よろしく!」

っということで、姉弟して自殺ミッションを提案。で、Red Angelを捕まえたら、正体は未来のマイケルじゃなくて、マイケルのお母さんでした!

スポックのイギリス風のシニカルなジョーク、結構好きです。↓

「Were you to perish, I would be charged with killing a Starfleet officer, again. (It) Would therefore be ideal, if you survived. (君が死んでしまったら、僕はまたスターフリートオフィサーの殺害容疑で逮捕されちゃうから、生きていてくれると理想的だ。)」って、遠回しすぎ。

あちこちのラブ

ポールとヒューのラブストーリーにジョルジォ元皇帝が変な絡み方したりしてました。

ジョルジオ元皇帝、コミカル路線にギアチェンジ?

黄泉がえった医師ヒューは、元精神科医のアドミラルコーンウォールにこれからどうしたらいいか相談に行って、過去は過去、今は今を進むしかないと言われ、吹っ切れてました。

全く興味がないけど、マイケルとアッシュのラブストーリーも、マイケルが八つ当たりしたことをアッシュに謝りに行って、ちょっと進展してました。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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