「落ちてくるナイフはつかむな」という投資格言があります。急落の最中に買ってはいけない。底を打ってから買いなさい。という教えです。
底を打ってからっていうのは、上昇トレンドが見えてからってことなんですが…
上昇トレンドが見分けられる自信がまったくない!
Investopiaによると「The stock became a falling knife after moving off of its 50-day moving average.」ってことなんで、50日移動平均線をぶち抜く下落だそうです。

今のところ、まだ、25日線に接するってレベルですが…
これから50日線をぶち抜いてくるかもしれません。
というか、むしろ50日線をぶち抜いてから買わないと「落ちてくるナイフ」って言わないのかも?
日本語のサイトでは具体的な目安が書いていなかったんで、細かいことは気にしないことにします。
いずれにせよ、一回失敗すれば、以降注意深くなるだろうという期待を込めて、試しに「落ちるナイフ掴み」を試してみました。
絶賛・下落の真っ最中の「鉄鋼」業種で、メーカー銘柄を買い足してみました。
高配当株投資なので、高配当なJFE(5411)です。
参考:Bloomberg, 鉄鉱石先物の下落止まらず、100ドル割り込む-中国が鉄鋼生産抑制
一応、ポジティブなニュースも出ているので、中国を震源とする世界同時暴落が長期トレンドにならなければ、中期的な展望は良好な気もします。
| コード | 5411 |
| 銘柄名 | ジェイ エフ イー ホールディングス |
| 市場・商品区分 | 市場第一部(内国株) |
| 17業種区分 | 鉄鋼・非鉄 |
| 規模区分 | TOPIX Mid400 |
| 配当% | 7.09 |
| EPS | 437.70 |
| PER | 4.03 |
| PBR | 0.63 |
| 状態 | Hold |
| 中間配当 | 60 |
| 業績 | 増収増益、Q1黒転 |
| 決算月 | 3月 |
| 最終更新日 | 2021/09/21 |
うわ。数日下落しただけで、予想配当%が7%に跳ね上がってる…
中間配当の予想は、6,000円だそうなので、税後4,800円(?)を獲得するために落ちるナイフを握るのは、非常にナンセンスです。
あと、株主優待があって、「工場見学」だそうです。JFEの工場だったら、プラント規模かな?
これは、なかなか一般人は入れない施設ですよ。
まぁ、購入した決定打はこれだよね。甥っ子と工場見学なんて、想像するとテンション上がるね。これに釣られた。※コロナで中止されているみたいです…
Hondaとか、ANA(だったか、JALだったか)も「工場見学」的な体験コースが優待になっていた気がします。
ともかくも…
他の人のブログを読んだら、皆さん購入時に、「どうなったら、こうする」、「〇〇を期待」など、明文化しているようです。
私も、見習って、なんか書いておこうと思ったのですが…
- チャイナショックが大きなトレンドになりそうだったら、さっさと損切り
- 中間配当をもらって、値上がり益がありそうだったら、いったん売って、ダブルインバースでも植える
- 中間配当をもらった後、下落が激しかったら、なすすべもなくアホールド
買う時点であんまりよい展望が見えていないですね…
もっとかっこいいことが書けるように訓練します。

ところで、話は変わりますが…
Bloombergの記事に、「オーストラリアの財の輸出全体の約40%を鉄鉱石が占めている。」と書いてあったので、なんとなく為替を眺めて見ました。

為替の場合は、実際にオーストラリアが窮してから、しかる後に動くのかな?
強いとも、弱いとも、言いきれないレンジでした。
後日、なんらかの理由で激安になっていたら、給与としてもらって持て余しているGBPでAUDを買うのはありかもです。


最後までお読みいただきましてありがとうございました。
