2008年から海外赴任で本が入手しづらくなり、ブログを読むようになりました。
紙の媒体が好きだから、本を読んでいただけで、電子媒体に切り替えてみると、他人(出版社)が選んだコンテンツよりも面白いものがザクザク出てきて世界が広がりました。
ネット時代、素晴らしい。
今回オススメする『投資を楽しむ♪』もその一つです。
この方は、それまで積み上げてきた活動が収益をもたらし、セミリタイアになっている40代前半の文化人、投資家、読書家です。
セミリタイリーは表立って名乗っておられないし、記事カテゴリーもないし、そう認知されるのが嫌だったらどうしよう…
とか、悩んで、公開しそびれていましたが、「セミリタイア」で最初に浮かんでくるブログなので、ストレートにそう書く事にしました。
「投資家」「セミリタイリー」などとラベリングする事が躊躇われる人というのも、この方をよく表す特徴かも。
記事に散りばめられた「独自」の視点は、作為的に「変わった人」を装っている感じでもなく、「言われてみれば共感できる」心地よいアハ体験をもたらしてくれます。
「収益アップの為に必死で情報を詰め込み、記事の品質を向上させました!」って感じの熱い記事も好きですが、この方の記事は、その真逆。
ゆるりと人生を楽しんだ時にできた「副産物」(=ブログ記事)のクオリティーが高すぎて、草。
特に投資を軸に早期リタイア資産を形成中の人にオススメです。
紹介するにあたって、カテゴリーや過去記事のタイトルを眺めてみると「セミリタイアです!」って大声で叫んでいる記事は見当たらず、試しに「リタイア」でサイト内検索してみたら、カテゴリーがみごとにバラついていました。
そういうところが居心地の良さにつながっているのかな?
「セミリタイアブロガー」ではなく、「セミリタイアを生きている」って感じが現れていて、お見事。
これは「完全リタイア」のブロガーさんたちにも言える事で、完全リタイアを生きている人の方が、専用記事が少なくなってしまいますね。
過去のリタイア準備記事にその面影が残るのみの場合が多い、もしくは更新が少なくなってしまっているとか。
だから、ほかのセミリタイアブログ紹介記事のようにスプーンでスクって口の中に入れてあげる程の親切さがない紹介記事になってしまいましたが、その為に自分の一番を曲げるのはイヤなのでこのまま行きます。
そもそも情報のスプーンフィーディングが必要な人にはアーリーリタイアメントなんて難しいでしょうし、まぁよかろうって感じです。
最後までお読み頂きましてありがとうございました。
