「本気度が足りない」と言われると、正直傷つく

セミリタイアブログで定期的にブームになる「本気度が足りない」記事群。

あれ、傷つく。

「リタイア前に副収入を育てるためにできることは沢山あるのに、実行できる人の何と少ないことか…」

とか、

「貯金だけでは、いつまで経っても早期リタイアできないことは明白なのに、なんで投資をしないのか?」

とか、

「(十分な資金が貯まったと言いながら仕事を辞めないのは)リタイアするする詐欺だ」

とか。

まぁ、論旨自体は「ごもっとも。」って感じなんですが、最後に「結局、本気度が足りないんだ」っと締められると、うずくまったまま動けなくなる感じがします。

本気度が足りないのではなく、能力が足りないんです。

私もいろいろ検討してみましたが、どれも現実味を帯びなかったので、本業収入を貯金するしかありませんでした。

特に、投資。

あれは「勇気」という能力ステータスが一定以上じゃないとムリ。

「本気度が足りない」は、いろんな方が、いろんなパターンで言及されており、概ね「励まし」基調の「良薬は口に苦し」的な記事だったのですが、中には強すぎて毒薬化している記事が混ざっておりました。

ある時点で能力が足りなくても、本気度が高ければ、諦めずに挑戦し続けるから、最終的には乗り越えられるって事なんでしょうけど、考え方が社畜的でアレルギー反応が出てしまいました。

他の人にひょいっと軽く乗り越えられるのに、自分には出来ない事にほんのりとした悲しみを抱えていた上に「本気度が足りない」と、傷口に塩を塗り塗りされて、悲しかったな〜。

泣いた。

本日、過去のブログの下書きを掘り返していて思ったのは、ネガティブな感情を記録すると、数年後に読んでもその時の事を思い出して、再び悲しくなるから、よろしくない。

あと、このブログの記事が他の人を傷つける可能性がある事にも気付いてちょっと怖くなりました。

今のワタクシには他の人を励ますような記事が書ける程の心の余裕も筆力もないですが、未来の自分が毒薬を散布することがないように戒めの為にこの記事を書いておくことにしました。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。