「アセットロケーション」は(概ね税クラスごとの)「資産の配置」のことです。似てるけどはるかにメジャーな言葉「アセットアロケーション」は、リスク資産のクラスごとの「資産の配分」のこと。
なにが違うかというと、
「アセットアロケーション」というのは、株式、債券というような構造の違いを示すアセットクラスの配分のことで、その配分を調整することを「リバランス」するなんて言います。
「アセットロケーション」というのは、同じ貯金性の資産でもNISA、iDECO、定期預金、企業年金などの配置によって得られる税制優遇ごとに配置することで、その配分を調整することは「リロケーション」とでも呼んでおきます。
参考資料:Wikipedia「Asset Location」、トウシル「アセットアロケーションならぬアセットロケーションについて 」、@dime「年金制度の多様化で重要性が増す「アセット・ロケーション」という考え方」、マネーポスト「分散投資を有利にする「アセット・ロケーション」の考え方」
日本のアセットロケーション区分
りそな銀行がまとめてくれていた資料が最も分かりやすかったです。いろいろバラエティーに富んだアセットロケーションが出来そうですな。

早期リタイア生活に入っているワタクシには手遅れですが、国民年金や企業年金まで網羅してくれていて、大変勉強になりました!
セミリタイア向き税制優遇
税制優遇 | 参考資料 | 注記 |
NISA | 金融庁「NISAとは」 | NISA (毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象)。 この他、ジュニアNISA、つみたてNISAなどがある。 完全非課税なので大きい。 |
確定拠出年金 (DC) | 厚労省 「確定拠出年金制度」 | iDeCo (個人型。拠出の限度額まで掛け金を全額所得控除) |
早期リタイア、セミリタイア向きの制度は2つしか見つかりませんでした。その内、自分自身が税制優遇を受けられそうなのはNISAのみでしたw
セミリタイアの人たちは収入もあるでしょうからiDeCoの所得控除が助けになるのかもしれません…
個人的にはNISAの1択しかないので、証券口座や銀行口座で良さげなキャンペーンをやっている時にNISAを開くぐらいしかできませんね。
ちょっと肩透かしです。
最後までお読みいただきありがとうございました。