ゲーマー、「4Kテレビ」か「4Kゲーミングモニター」か、延々と悩む

その昔、ゲーマーの御用達ディスプレイといえば東芝のレグザでした。理由は他の選択肢と比べて「応答速度」が格段に良かったから。

コントローラーのボタンを押してから、画面に反映されるまでの時間が猛烈に遅いテレビで遊ぶとミスが増えるからね。

初めて「東芝」以外のテレビでゲームをした時、コントローラーが壊れたのかと勘違いして、そっちを買い替えたことがあります。

テレビの方が問題だったことが分かって以降、テレビ(モニター)選定には非常に慎重になりました!

現在使っているのはREGZA (19RE1S)。10年前のLEDモデルで、FHD(=1080p)で反応速度が2.5msになるシロモノで、今でもフツーに楽しく遊べますから、買い替え時期がなかなか訪れません。

それで、引っ越しを期に、ゲーム環境を検討しました。

1、ゲーミングPCを買う時期ではない

最近のゲーマーは、ひとまずゲーミングPCを検討し、それに合わせてモニターを選ぶかと思われるのですが、もうすぐ新世代コンソールが出ます。

参考資料:Microsoft「Xbox Series S と Xbox Series X が 11 月 10 日に発売

PS5の方はTGS (Tokyo Game Show)の際に公表されるのか、来週公表されるのか分かりませんが、スペックは分かっていますし、価格もXboxを意識したレンジに収めてくるでしょう。

んで、双方ともに気合が入ったCPU、GPU性能で、同じ性能のゲーミングPCを購入したりビルドしたりするよりも、新世代ゲームコンソールを2台とも買った方が安くつく試算です。ヤバい。

これらの新コンソールに対し性能面での不満が出始めるのは、5年後ぐらい?

それまでゲーミングPCの購入を先送りにしました。

2、次世代コンソール対応ゲーミングモニターはまだ少ない

次世代コンソールに合わせた「ゲーミングモニター」なら必要な機能だけに絞って買えるので、テレビより安く済むハズ。

以前は「応答速度」を気にするだけで、解像度、パネル方式、フレームレート、転送速度などの他の項目は自ずと網羅されていたのですが、今は「ゲーミングモニター」の需要が確立されたことから、スペックが複雑化していて、帯に短し、襷に長し状態です。個人的な前広検討事項をメモ。

解像度:今はFHD(1080p)もしくはQHD (2K/1440p)が主流ですが、次世代コンソールメーカーの方でUHD(4K/2160p)を活用する気満々なので、4Kは外せないでしょうね。

パネル方式:OLED/IPS/VA/TNなどが主流ですが、スマホはOLED、タブレットはIPS、ノートパソコンは4KのIPSの環境に慣れているので、VA、TNパネルはちょっと心配。OLEDかIPSがいいな。

フレームレート:現行FHDで60fpsは欲しいところ。次世代機では4Kで120fpsまでサポートしているなんて言っているけど、この辺はそういうソフトが出るようになるのはいつなのかよくわからないし、買う時点で再度吟味することになりそう。

転送速度:現行のスタンダードがHDMI2.0で、次世代機はHDMI2.1対応なので、今は対応機がとても少ないケド、3年後にはHDMI2.1対応モニタがタケノコのようにボコボコ増えていると予想。

表面処理:ノングレアが好みだけど、最近は、どっちでもよくなってきました。

HDMIポート数:PS、Xbox、PC、Nintendo機の4つにつなげる可能性があるので4つあった方がいい。でも拡張も出来そうだから優先度は低い。

と言ったところでしょうか?

もしyoutuberになりたいとかいう希望があるなら、そこそこの性能のモニターを数年おきに買い替えて、デスクに常時2~3台並べておいてもいいのかもしれませんが、フツーのエンジョイゲーマーは1台あれば十分だしな…

そうなってくると、家の中で置き換えやすいテレビの方がいいかな?

3、4Kテレビは巨大

ネットで調べたところ、現在のおすすめゲーミングテレビは、REGZA (東芝)かBRAVIA (SONY)らしいです。

衝撃だったのは、REGZAのイメージキャラクターの福山雅治さんが経年劣化して見えないところ。

じゃなくて、OLEDだとスクリーンが48型からで、巨大すぎて部屋に合わないです。

4K液晶では最も小さいサイズが43型。M540XがVAパネルでC340XがIPSパネル。

ひきこもりだけど、仕方なしにお店に足を運んで実機を見てみましたところ、VAパネルの方は視野角的に「あ~。なるほどね。これはちょっと。」感があり、IPSパネルも「ふぅーん。」って感じで、欲しくはなりませんでした。

お店の人の説明では「FHDは既に限界近くに美しく、4Kにする意義がないから、小さいサイズの4Kテレビはないし、小さいテレビならFHDで十分でしょう。」とのこと。

うん。

ぜんぜん意味がわからない。

すごすごと帰って、自宅のREGZAを見比べたら、19インチはFHDでも美しいけど、32インチぐらいから粗が見えて、40インチではUHD(4K)の方がよさそうだねって感触でした。※テレビにはFHDとUHDしかなさそうだけど。

洋ゲーはフォントが小さいから、40インチ以上のFHDテレビに映すと字がつぶれて、近づかないと読めないし、近づくと粗い。4Kじゃないときついよね。

逆に13.9インチのUHDのノートパソコンをFHDに設定して使ってみたら、フォントのくっきり感がなくなっていました。十分読めるけど、キレイさは落ちます。

つまり、画面が大きい場合は解像度が大きい方が好ましいのは分かったけど、小さい場合に4Kの意味がない理由はわかりませんでした。

うーん。

考えても埒が明かないので、C340X (IPSパネル)の方を買おうかなと思ったら、上位機種のM540Xの方が安くて、値段を理由に躊躇してしてしまいました。

2021年モデルはしれっとHDMI2.1対応になっているかもしれないし、来年まで様子見がいいかも。っと、またもや先送りに。

4、VRでは長時間遊べない

置き場の問題で買いづらいのであればと、省スペースで済むPSVRを購入してみました。

PS4にU-NEXTをインストールして1日1本映画鑑賞を試みているのですが、目の前の大画面にFHDが広がっていると、画像が粗い!

寝転がっている姿勢でシネマティックモードが楽しめるのは超快適とはいえ、1回2時間が限界ですな。

スクリーンはOLEDとの事でしたが、PS5で4K作品を楽しめるようになるまで真価を発揮できなさそう。

5、タブレットで良くね?

調べ物で疲れ果てて、かなり投げやりに検討した最も当てにならない方法が、タブレット。結論だけ言うと、注目しているのは無印iPadの第8世代

来たる9月16日に発表されるだろうという噂。スペックは分かっていないけれどA12チップが乗るというリークがあって、サイズ10.2インチぐらい、解像度QHD相当で、ゲームによっては60fpsが出るかもしれない?

試しに今使っているノートパソコン13.9インチを、FHDベースでPS4のリモートプレイを試しましたところ、40fps相当のモデルで、モンハンアイスボーンだと遅延が気になりました。※通信・転送速度も問題なのかもしれませんから Steam版を試すと快適かも?

いずれにせよ母がイオンのネットショップで日用品を買いやすいように、無印iPadの第8世代が出るのを待ち構えているところなので、購入したらリモートプレイやSteamゲームも試してみます。

※iPadProを買うぐらいならテレビを買うので上位機種はスルーです。

最後に

とまぁ、こんな感じで、色々調べてみたけれども決め手に欠ける状態が引っ越し日(4月)から続いています。

なやましいな~。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください