前回ブログを書いたのは、抵抗線を上抜けた6月5日。そこから10営業日で今度は支持線を下抜けました。ボラ高すぎ。
もともと3月までは-2σでバンドウォークする「下落トレンド」が続いていました。3月末に+2σまで上がって跳ね返されましたが(下降トレンド継続)、ゴールデンウィーク開けの-2σでは跳ね返されたことで、支持線が上向きになって、三角持ち合いが始まって…
そして謎の+2σでのバンドウォーク(上昇トレンドに転調)で、抵抗線を上抜けたと思ったら、今度は猛烈に下がってきました。
せわしない。
たぶん初めて見る「三空叩き込み」(右図のグレーの〇まで)が発生して、支持線に跳ね返されて、上髭ではあるけれども3つ目の窓を埋める上昇という転調を示唆する「ブルトラップ」に引っ掛かって動いたら、今日はスイスショックで「本物の三空」がどでかく発生してました。
ひぃ~。
まぁ、罠にかかったといっても、ダブルインバースを半分売ったのと、イオンをナンピンしたぐらいで済んでよかったと言っておこう。
うん。
今日も半導体がよく下げていました。とは言え、期待したほど下がりませんでした。
昨日の夜、日経平均先物が25,500ぐらいじゃなかったですか?
「うぉー!明日は買い場じゃ~」
と思って寝たのに、起きたら少し戻していて、ザラ場でもっと戻していたので、なんかモヤっとしております。
ともかくも…
東京エレクトロンが5万円を切っているなんて!
しかも、RSI(9)がゼロ!?
ゼロって何??
買いたくて仕方ない!!
けど、もっと下げた時にナンピンできるほど投資資産がないから、アドバンテストにしておきました。
一応前回の高値で+2σまで到達しているし、陽線見せる気概があるし。
※私が買ったときは陽線がもっと長かったです。つまり本日の高値掴みです。トレードがへたで涙です。
他に注目しているのは、
2銘柄ともPERが10以下でお値ごろ感があります。
しかし、ここから-2σとか-3σでバンドウォークをはじめないとも限らないので、今日買うのは止めておきました。
いのちだいじに
あと、監視銘柄でスマホに通知があった4銘柄のうち、JFEだけ1単位ナンピンしました。ポラオル(4927)、パナソニック(6752)、リクルート(6098)は様子見。
いのちだいじに
あと、久しぶりにインバースじゃないETFをちょろっと買いました。
そういえば、ETFの分配基準日って7月の銘柄がおおかったよな…っと。
上の図は、SBI証券で買えば1日の取引額に関係なく売買手数料がかからないETFのリストです。(毎日100万円まで売買手数料無料の枠外にいる売買手数料無料ETFだと理解しているけど、間違えてたらごめんなさい)
そして、ETFも基準日を踏めば分配金がもらえるんですよね?
株を始めた当初は、「高配当投資」を標榜していたのに、関連記事「2023年期の「高配当」投資は、ムリゲーだ(少なくとも私には…)」で高配当の看板は下ろすことにしたのですが、なんとなく「インカムゲイン」が入る投資手法も少しずつ扱えるようになりたいな、と。
まぁ、この辺は、ボチボチ、勉強します。
それにしても、ボラティリティーが高くて、ムズカシイ相場です。
FRBの「やっぱり0.75%利上げすることにした」は織り込み済みで、スイス中銀の「うちも利上げすることにしたよ」はビックリして暴落するし、黒ちゃんは「緩和維持」・・・
「必要であれば躊躇なく」
来年になったら聞けなくなると思うと、ちょっと寂しいです。
そういえば、黒ちゃん「家計が値上げを受け入れている発言」を撤回したらしくて、なんかすごい。
そもそも、日銀はこの9年間インフレ2%を目標にしていたわけだから、上手く行っていたら値上げは、こんなものじゃなかったわけで…
今回は経済成長や賃上げを伴わない、コストプッシュ型の悪いインフレとは言っても、日本の消費者物価指数は2%を超えたぐらいでしたよね?
米国は8.6%で2%に抑えることを目標に動いているのを横目にみながら、「日本の民は2%でも折れそうです」という状況にないでしょ…
仮に、2%でも庶民がボロボロになるほど脆弱な国だとして、その原因は日銀にはないよね。
GDPがコロナ前に復活できていないのも、賃上げが思ったように進まないのみ、日銀のせいじゃないよね?
言い方が気に食わなかったのかもしれないけれど、このポイントで黒ちゃんがボコボコに批判されるのは、お気の毒。
それなのに、今日の会見での対応は真摯な感じで、涙出そうになったよ。
なんだかだで2期、9年にもなってくると、親近感が湧いちゃってるのかも。
「上級国民で生涯年収が11億」などと叩かれているのを見たときは、日本が黒田総裁時代に受けたメリットを考えたら、「大蔵官僚時代+総裁9年なのに、たった11億?もうちょっと足してあげて?」って思ったし…
まぁ、他の日銀総裁に対してはそんな風に思わないから、私は黒ちゃんのファンなのかもしれないですね…
量的引き締めを始め総量が少なくなっていく米ドルと、量的緩和を続け総量が増えていく日本円のバランスで、物価高が収まった後でも円安が収まらないというような状況に陥らないのかは心配で、政策に少々の不安は感じています。
とはいえ、違う政策だと経済が崩れまくって今頃大変だっただろうと納得感もあるんですよね。
まぁ、早期リタイア者なので積極的に経済成長に貢献しているわけでもなく…
せいぜい退場の憂き目にあわないように頑張ります。