辞める辞める詐欺なワタクシ

入社して最初の10年間で実に50枚以上の退職届を書いています。

提出したワケなじゃなくて、イヤな事を全部書き出す精神的な儀式のつもりでした。

タイトルを「退職届」にしたのは、イヤなことがあったとしても、それが「会社を辞めるレベル」に至っているかどうかを自己確認しやすくするためでした。

そのうち4枚は、事務的な3行文に書き直して実際に提出しましたから、立派な「辞める辞める詐欺」です。

簡単に言うと、新興国に海外赴任している間は、しょっちゅう会社を辞めたくなりましたけれども、いざ辞めようと思った時に各所に大変なご迷惑をかけることになるので、結局は踏み出せなかったという感じです。

でも毎回「無断欠勤し続けてでも辞めるという選択肢があったのではないか?」と辞めなかったことを後悔する日が続きました。

しかし、最後の一枚、早期リタイアの為の退職届だけは、決意が揺るぐことはありませんでした。

つまり、「退職」の先にある「転職」がさほど魅力的ではなかったので、辞めなかっただけってことが分かりました。

実は「転職経験」には今でもちょっと憧れが残っています。

日本から海外出張者が来ると、転職してこられた方々の前職の話が眩しく感じるからです。自分の知らない世界を経験談として教えてもらえるのって、聞いていて楽しいです。

自分でも新しい会社の勤務経験を持って、今の会社と比較してみたくなったりします。冒険心みたいなものです。

しかし、今の仕事を辞めたら、金輪際、会社勤めをしたくなくなる自信があるので、その辺は、ごく自然に諦めました。

我ながら変なところに憧れを抱いているな~。

でも結局「辞める辞める詐欺」で一度も転職しなかったな~。

なんて、しんみり昔を振り返ってしまいました。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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