私がつかまり立ちをしていたスピーカーは当時の私の背よりも高く、繋がっていたソニーのオーディオタワーは、当時、全部で100万円以上かかったらしく、その話をすると母が今でも顔をしかめます。
そんなオーディオ好きだった父は、老いて耳がよく聞こえません。
何度か補聴器をしたままお風呂に入って壊した後、勿体ないと言って買いなおさないので、何を聞くにも音量が大きい。
余りにうるさいので、ダイニングのテレビは、撤去することになりました。
よく聞こえるようにと、イヤホン、ヘッドフォン、骨伝導のヘッドフォンなども試しましたが、最終的にはソニーのお手元スピーカーが定着しました。
これが「老い」か…
そして、私も、高音域が聞こえなくなってきました。
Youtubeの音源でチェックしたら、13kHz以上はほとんど聞こえません。これは実年齢よりも聞こえてない。
パナソニックの聞こえチェックでは、15kHzまで聞こえるけれども、めちゃ耳に刺さるというか、喉に刺さる?
参考:Panasonic「聞こえチェック」
ピアノの88鍵でいうと、一番低い「ラ」が27.5Hzで、一番高い「ド」が4,186Hzだから、15kHz(15,000Hz)なんて聞こえなくても音は楽しめるわけですが、高域の倍音成分が徐々に聞こえなくなるにつれ、響きが乏しく感じるようになっていくんでしょうね…
よし!
今のうちに音の響きを味わえるだけ味わっておこう!
それで「ゲーミングホームシアター」を作ることにしました。
なんか、キャッキャした感じを想像してたら、ごめんね。
割と「悲哀」な背景なのよ。
この「100のこと」。
下の写真は接続テスト時の状態です。

部屋がごちゃごちゃして、デスクを撤去することにしました。
高級な機材はなく、エントリークラスですが、満足です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。