仕事自体は結構好きだった

先週の水曜日に部下の部下の部下の失敗を発見して、それから昨日の夜中まで必死にリカバリーを行っておりました。

外に出る前に食い止められてよかったです。

そのせいでというか、そのおかげでというか、ひさーしぶりに昔やっていた作業に集中的に打ち込んだのですが、結構楽しかったです。

仕事に没頭していた頃の自分を思い出して、懐かしくなりました。

それと同時に、その作業を年間通して続ける集中力はもう自分には残っていない事を痛感しました。

これは精神的には既にリタイアモードに入っているからかもしれません。

会社に辞意を伝えてからは、仕事は後進の育成、指導、そして引継ぎです。後進と言っても、今回の部下のように若手の指導ではなくて、欧州各所の拠点長を育てる係りです。

みんな経歴が長くて、自分に自信があるから、人の話が受け入れられなくなっているお年頃で手ごわいです。

それまで出来ていなくても昇進できちゃったポイントについては、指導されても軽視してしまうみたい。

若い人だったら打ちのめされて会社を辞めたくなるかもしれないほどにボロクソに言われて、自分の意見を完全に論破されてはじめて耳を傾け、聞き始めるようなときもあって、疲れる。

10回優しく繰り返して言うか、6回目にボロクソに言うか、悩ましかったのですが、優しく言うと気に留めないみたいなので、ちょっとしたショックを与える必要があるっぽいです。

こういう時「理系」は厄介だとヒシヒシと感じますね。自分は論理的に考えているから間違えていないと思うみたい。

論理的に考えているのと、論理の組み立て方があっているのは別の話なので、誘導しながら論破しないといけなくてめんどいです。

論破されることで「アハ体験」して喜ぶのって、理系のダメな特徴だと思う。

全員15歳以上は年上だし、「かなりの老害」を「そこそこの老害」に育てる作業みたいなもんで、モチベーションがあがりませぬ。

ワタクシは老害化が進行する前にリタイア出来そうで良かったと心の底から感じます。

今回、中間の部下たちが休暇でいなかったり、専門外で対応できなかったりで、若かりし頃の懐かしい業務を堪能して、若い頃の仕事は楽しかったんだよな…っとしみじみしてしまいました。

まぁ、若かりし頃の懐かしい給料じゃないから、多少仕事が面倒くさくても仕方ないか…

もうちょっとなので頑張ります。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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