今日一番のビックリはなんといっても任天堂の株式分割。
なんと10分割!!(9月1日から)
1単位564万円もかかる値がさ銘柄が56万円で買えるようになると、買いやすくていいですね。


ところで、近頃の任天堂は、ぐっと値が下がって、なんとPER13.8となっています。この銘柄にしてはすごく安い。
日足のテクニカルチャート的にもRSI(9)がゼロに貼りついている任天堂とかレアです。レア。
ボリンジャーバンドも-3σをバンドウォークしているし、
週足が長期戦を下回っているし、日足の200日線でようやく下げ止まるという恐ろしい下げ。
フツーの状況だったら、買ってる。
けど、決算またぎが怖すぎて、私はおとなしく様子見してました。
決算結果は…
2022年3月期の結果は、良好でした。
期初に29%低下すると予想されていた株主利益は、-0.6%しか落ちなかったので、2021年3月期と比較してほぼ横ばいの業績でした。
EPSが4,071.62なんて、優秀ネ。
2023年3月期の業績予想(株主利益)は、昨年と同じく340,000百万円。
昨年と同じ数値って、なんか雑だね…
まぁ、いいですけど。
この業績予想が本日と同じPER(最安値圏)になるように逆算した株価は40,000万円。
これは流石に、ない、な。
同じ株主利益を置いていた2022年3月期の最安値が47,890円だったので、こんなには下がらない。(と、思う。)
今日の株価がいかにも安い感じがするだけ。
コード | 7974 (2022-Q4) | 7974 (2023-推定最安値) |
銘柄名 | 任天堂 | 任天堂 |
33業種区分 | その他製品 | その他製品 |
規模区分 | Core30 | Core30 |
配当貴族 | ||
Nikkei 225 | 〇 | 〇 |
配当(%) | 3.60 | 3.35 |
EPS | 4,071.62 | 2,898.01 |
PER | 13.84 | 13.80 |
PBR | 3.30 | 2.34 |
中間配当 | 620 | 670 |
期末 | 1,410 | 670 |
業績 | 減収減益 | 減収減益 |
決算月 | 3月 | 3月 |
状態 | watch | watch |
株価 | 56,360.00 | 40,000.00 |
信用貸借倍率 | 2.78 | 2.78 |
最終更新日 | 2022/05/10 | 2022/05/10 |
とりあえず、配当はテキトーにEPS2,898円の33%(配当性向)に仮置きしてみると、最安値想定の株価の時、配当利回りは3.35%で悪くない。
今日の株価(56,360円)に対するEPS2,898円は、PER19.45相当なので、この銘柄に対して割高感が出るほどではないし、株式分割は好材料。
買いやすさと株数増加で流動性は上がるし、ブランド人気がそのまま人気銘柄化につながりそうだし、いい材料であることは間違いないと思うんです。
あと、明日、56,360円で指値自社株買いもするみたい。上限1百万株、563億円規模(自己株式を除く発行株式に対して0.85%)。総資産2兆円ぐらい持っている会社だから、資産の2.8%分ほど。
消却していない自己株(12,546,233株)と合わせると、発行済み株式の10%ぐらいになりそうだから、この点も好材料。
しかし、明日の株価が上がるか、下がるか、さっぱりわからん。(いつも同じこと書いているけど…)
数ある好材料と、雑に見積もった印象を受ける株主利益30%減という悪材料とどっちが強いかな~。
うーん。
明日ここに突るぐらいなら、予想EPS772円(PER13.5)がガッツリ上振れしそうなSCREEN(7735)を決算マタギした方がましですな。
あはは。
最後に
任天堂は、株式取引を再開して初めて購入した銘柄だし、甥っ子が大好きな企業なのもあって、個人的に思い入れがある銘柄です。
でも、10分割にしてくれるなら、9月以降にのんびり買って、ずっと心穏やかにアホールドもいいかも。