昔、というか、早期リタイアの貯金を始める前は、「本」は、なくてはならない娯楽で、海外赴任になって、嗜好品となってもやめられないでいました。
5年前、引っ越しに当たって、蔵書の半分に当たる400冊ほどを廃棄するのが辛かったことをよく覚えています。
ところが、貯金を始めてから、本を一冊も買っていないことに気づきました。
書棚に増えたのは、貰った英書とハンガーゲームのDVDとゲームぐらい。ゲームは2018年からPSNでダウンロード版を買うか、iphoneの無料ゲームぐらいしか増えていませんから、物理的には殆ど増えていません。
5年間でボチボチ蔵書の廃棄を進め、書棚の空きスペースに、カメラ道具を飾ってみたり、アイロンセットを収納してみたり、いつの間にか「収納」の要素が強くなっていました。
人はこんなに変わるものかと驚くばかりです。
今、欲しい本はありません。
本を買うのが勿体ないと感じるようになりました。
というか、ものすごく勿体ないと感じます。
ケチ心が抑えられません。
娯楽的な読み物なら、ブログで十分以上です。
仕事の読み物(専門書)は、なくなります。
ビジネス書やノウハウ書は、二度と買いたくありません。ブログブロガーさん達が、情報資材を売っていたりするのを目にし過ぎて、げんなりしてアレルギー反応が出ているのか、知見を広めたい分野が少なくなっているのか、全体的に興味関心がフェードアウトしているのか、ハッキリしませんが、購入意欲は減退しています。
お金が減らなくて良いことなのですが、なんとなく、本が嫌いになるのは残念な気がします。
欲しいとは思っていないけど、買っても勿体なくないと思えるのは、「四季報」ぐらいでしょうか?、5年に一冊ぐらい買って保管しておくと、たまに振り返ることができて面白そう。
早期リタイアしたら、娯楽性の高い「小説」を読んでみると、リハビリになりそうな予感がしているのですが、リハビリまでして本を読む必要はないようにも思えます。
炸裂しているケチ心に、減退した読書欲。
10年前の自分からは考えられない状況です。
そういう年齢なのかな?
いや、リタイアブロガーさん達は、よく書評を上げてらっしゃるから、そんな事はないか…
10年後はどうなっているでしょうね?
最後までお読みいただきましてありがとうございました。