ちょっと前に友人から「それ、クレームした方がいいんじゃない?」と言われるような不良品を入手してしまいました。
「クレーム(=主張)って、何を?」と聞き返してから、ハッとしました。
10年以上使っていないから、直ぐには反応できなかったけど、日本では「クレーム」って、Complaintの意味で使っているんだった。
これは、トラップ系の和製英語だな。「(権利を)主張する」のニュアンスが、「苦情申し立て・返品代品請求」に展開したパターンですね。
帰国して半年以上経っているのに、まだ直ぐに反応できない受動語彙(Passive Vocabulary)が残っているのに少々ガッカリしたものの、既にほぼ直感的にわかるようになっています。
逆に、能動語彙(Active Vocabulary、自分が使う言葉)は、まだまだ課題が残っています。
その最たるものが「アーリーリタイア」です。
retireは動詞ですからねぇ。自分が話す&書くときには「メント」の部分がないと、座りが悪い感じがして気持ち悪い。でも、「アーリーリタイアメント」だと長過ぎる。
そもそも「早期退職」という言葉が他の意味で埋まってしまっているのが残念。「アーリーリタイアメント」の直訳的には「早期退職」がしっくりくるのに、実際の語感は企業などの「早期退職制度」に関連づけられているから使えない。
「アリリタ」はいける。アーリーもリタイアメントも両方が略されているから略語としてすんなり入ってくる。すんなり入ってくる(受動語彙)だからと言って、自分でも使える(能動語彙)かというと、今のところ出てこない。
英語学習者がぶち当たる「能動語彙の壁」に母国語でぶち当たっている日本人って、さむっ。
あと別の英語学習者あるある(?)で、英語の単語が分からない時、カタカナ語を英語っぽく発音してみて撃沈するパターンの逆バージョンでも絶賛撃沈中。
早期リタイア関係だったら、リタイリー。退職者(retiree)って意味の「りたいぁりー」をそのままカタカナにしてみたら、日本語ではリタイアラーだったみたい。
あはは。
このパターンに関しては、若い世代ではより実際の英単語に近づいている言葉もあって、私の世代のゲーマーが使っている「タイムアタック」は、下の世代のyoutuberさん達はTAって呼んでるっぽいんだけど、更に若い小学生の甥っ子は英語のspeedrunに近い「スピードラン」って言っていてちょっと感動したりもしました。
言葉って楽しい。
話を戻すと、early retirementについて、超絶ヘリクツで見出した落としどころが「早期リタイア」。
漢字と組み合わせることで自分の中でより日本語っぽい感じが増し、少しは自然になる気がする。
っとなるハズだったんだけど、ブログタイトルを変えてから、どうもしっくりこなくて、元の『Forgotten』に戻したくなってたりします。
なんだろうな~。
日本語の語感がしっくりくるようになるまでにあとどのくらいかかるのかな…
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
