私の早期リタイア予算は、年間支出200万円ベースなので、日本国政府が鋼の意思で最低賃金を3%ずつ上げ続けたら、不足金が5,800万円に上ってしまいます。
現実はそこまでいかないと信じたい。
てか、久しぶりに四則演算したんで、計算、間違ってるかも?
先日、「最低賃金の上昇率を投資の目標に掲げる案」を書いたとき、最低賃金(時給)の加重平均が3年後に1,000円になったら、最低年収が192万円になることに気づいて、唸りました。
1,000円/時間 x 8時間 (1日の労働時間) x 240日 (年間就労日数) = 1,920,000/年
今年は、最低賃金の加重平均が930円なので、
930円/時間 x 8時間 (1日の労働時間) x 240日 (年間就労日数) = 1,785,600円
仮に、これを40年継続すると、
いや、40年後に、ほんとにここまでになるとは思っていませんけど、インフレが来ても、公定歩合(←今のよびかた調べるのめんどい)が変わらない場合、この差分を埋めるために必要な投資は、元金4千万円を年利1%で複利運用です。
今日の記事で、もっとも重要なのは、自分の年間リタイア予算が、4年後に最低賃金を割り込むのは、現実的だってことですから、後は余談で。
とりあえず、メモ。
余談
うーむ。
40年後の最低賃金の年収試算566万円現実になるとは思えない40代。
理由は、よく見かける所得推移って、下の図のような感じで、全然上がんないイメージです。
上の図には最近のデータがないんですが…
2019年の世帯別所得分布は、下図の通りでした。
世帯数だと、夫婦共働きも含むし、世帯人数も推移しているから、ピンとこない?
国税局がまとめている平均給与のデータは、2007年までしか遡れませんでしたが、こちらも変化したとは言えないレベル。
個人的に経済成長の恩恵を受けた昇給を体感できていないから、40年後に最低年収が566万円になる未来がどうにも想像がつかないんですけど…
もしかしたら30年後ぐらいに、今の時代を知らない未来の日本人が新たな中度経済成長を起こしてくるかもしれないので、なんとなく必要投資レベルを計算してみたのでした。
最後までお読みいただきありがとうございました。