個人的な2020年のクソゲーオブザイヤーは、『Ori and the will of the wisps』です。と、同時に、このゲームが(ベスト)ゲームオブザイヤーでもあります。
このゲーム、ヤバい。
評価が高いゲームだったので、気軽に始めたものの、Normalモードが難しくて泣いた。

クリア直後の統計によれば、実に852回も死んでいて、そのうち「環境による死亡」が654回。ジャンプが届かなくてトゲトゲに落下とか、毒に落下とか、そんな感じで命を落とした感じです。
「敵による死亡」は170回とのことですが、命からがらトゲトゲから這い上がれたとしても敵が待っていてハメ殺しされますから…
オリ、下手でごめんよ。
なんというか「完ぺきなジャンプ」じゃないと「確実に死に至る」ギミックが多くて、ノーマルモードが難しすぎる気がしました。
ボス戦の前や後に出てくる「ボスとの鬼ごっこ」もかなり難しくて大変でした。ボスもそこそこ難しかったけど、ボス戦が記憶に残らないほどに戦闘前の追いかけっこが難しかったという…。
ミニゲームの「精霊との徒競走」も難しくて、ノーミスじゃないと負けます。これに勝たないと各エリアのマップ踏破率が100%になりません。
とあるエリアのミニゲームに勝てなかったために関連の「実績」(=プレステでいうところのトロフィー)が3つも取得できず、無念。
ミニゲーム、トロフィーに絡ませ過ぎじゃない?
そして、他の「実績」もかなり鬼畜。
「1度も死なずにクリア」、「4時間でクリア」、「ハードモードでクリア」、「毒の泉に一度も落ちない」など、私にはムリゲーです。
トロコンはYoutubeのゲーム配信を聞きながらまったりやるのが楽しいので、こんなに足元に気を遣うゲームはちょっとね…
主人公のオリは愛くるしい生き物なのに、創造主が鬼畜すぎ。
というわけで、自分の技術の未熟さを棚上げしてクソゲー呼ばわりすることにしました。
しかし、このクソゲーを2020クソゲーオブザイヤーに押し上げた決め手は「途中で難易度を変えられない」という点でした。
私はストーリークリア後に(トロフィー回収の目的で)ミニゲームの難易度を下げたいと思った時に気付いたからまだ良かったんですが、ストーリーの途中でレベルを下げたくなった人は「詰み」になって大変だと思う。
鬼畜過ぎない?
兎も角も、トロフィー回収の為にEasyモードでゲームをはじめたら、今度は猛烈に簡単で驚きました。
EasyモードとNormalモードの差が激しすぎ。この差分レベルでHardモードが難しくなるとすると、私にはクリアできる未来が見えません。
というわけで、トロコンはサクッと諦めることにします。
仮に、Easyモード、もしくはEasyモードとNormalモードの中間ぐらいのレベルで始めていたとすれば、地形ギミックも、マップチェイスも、雑魚敵の配置も、ボス戦も楽しかったと思うし、なにより何とか助けたくなる主人公オリのキャラクターやストーリーは秀逸なので、神ゲーだったかもしれませぬ。
800回死んでも心折れることなくストーリークリアまで楽しむことができる「良ゲー」っぷりも凄まじいので、2020年クソゲーオブザイヤー&ゲームオブザイヤーの両方を奉る事にいたしました。
あと、自分のゲームスキルは「EASYモード」レベルだという現実が身に染みましたので、『Ori and the blind forest』の方はEASYモードでスタートしようと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。