貯金バカ?、それでいいよ。

日本は「貯蓄から投資へ」の時代に入った模様。

そのようにマイルドに言われても貯蓄メンタリティーから離れられない人々に冷水を浴びせて、叩き起こす為のスローガン「貯金バカ」。

私の事ですな。

「コツコツ」や「ほったらかし」などのパワーワードが広まって、論理的で冷静で堅実な運用を実現できており、啓蒙されたことで「貯金バカ」が減ってきているとのこと。

なるほどね!と思って、初期の早期リタイア資産調達計画では、投資からの配当金収入も検討しましたが…

海外赴任が長引いたことで、貯金が早まったのと、海外赴任が長引いたことで、日本の居住者になれなかったことのダブルパンチで、投資はできませんでした。

いや、厳密にいうと、海外赴任でもオフショア口座を作って資産を運用することはできたので、やらなかったのは、投資に対する恐怖心を克服できなかったからかも…

投資自体のリスクよりも、それに頼ることのリスクと恐怖心に耐えられなさそう。

結果、私は「貯金」ひとすじでした。

ただ、貯金だけだと、海外赴任ブーストがあっても、歩みは遅かったです。

私と同じ時期に「早期リタイア」を目指し始めたブロガーさん達が、在職中に投資収入を安定させ「セミリタイア」に旅立たれるのを、ご多幸をお祈りしつつ見送ってきました。

5年前には私よりも資産総額が小さかったブロガーさんの資産がメキメキ増えていって、追い越され、そして差をつけられるのは、圧巻でした。

それが悲しかったかというと、そうでもなくて、オリンピック選手と自分を比較してガッカリしないのと同じ感覚で、投資で全力買い出来ている人たちに「感動をありがとう」とか思いながら、心の中で拍手してました。

雲の上すぎるんだよね。

投資に失敗して退場したブロガーさんも見てきましたから、気持ちが守りに入っている自分をムリにけしかけるのもどうかと思うし。

世の中の流行り的に貯金ひとすじが愚の骨頂だったとしても、自分のリスク許容度と対話しながらキャッシュポジションを重視した戦略的な「貯金バカ」だったことを忘れぬよう、書いておくことにしました。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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