四半期決算ラッシュが終わり、また冬眠したくなってきました。
投資系Youtuberさんたちの中で、株価が上昇トレンドだという人がいなくなってしまいました。
聞くところによると、米国市場ではハイテク銘柄が売り浴びせられていて、グロース株からバリュー株への転換が起きているとのこと。
攻めが守りに転じた、と。
株は止めて、現金、債券、金へ引っ越すなどレベル感は違うみたいですが…
とりあえず、グロース株で気楽に待つような長期投資向きの相場ではなく、リスク(値幅だけじゃなくて量も)調整する短期トレード推奨の相場とのこと。
「みんながそういうから、実際にそうなる」って仕組みだと思うので、私も歩調を合わせてマイルールを調整しておきます。
(早期リタイア後の趣味の)投資マイルール
投資ルール(before) | 投資ルール(after) | |
原資1,000万円 | → | (継続) |
中期(3か月~3年) | → | 短期(極力1か月以内に手仕舞い) |
日本個別株 | → | 日本個別株・東証ETF |
高配当投資 | → | (継続) |
優待避け | → | (継続) |
流動性重視 | → | 規模区分重視(Topix Core30~Mid400) |
→ | (買い)ダウ30、ナス総合、S&P500の RSIが20近辺(できるだけ) | |
(売り)含み益が高い銘柄を売る | → | (継続) |
【原資】1,000万円(継続)
リスク資産の総量は、変えないことにします。
うちはFIREではないので、「趣味の投資」らしい控えめポジションを継続で。下記のルール変更も「味変」ぐらいのかるーい感覚でお読みください。
【期間】中期 → 短期
Youtuberさんたちの話では、ストップ安が多発するような急落系の下降トレンドではなく、だら下げ系の下降トレンドになるらしいです。
とはいえ、保有期間が中期(3か月~3年)だと、3か月後には相場全体が10~30%ほど値下がりして、高値掴みに苦しむことになりそうなので、買ってから売るまでの期間を極力1か月以内(最大3か月程度)に収められるようになりたい。
【投資区分】日本個別株に加え、東証ETF
半年ほどやってみて気づいたんですが、私は決算資料を眺めているのが好きみたいです。ちゃんと読んでいるわけではないので、頭には入ってこないんですが、個別銘柄じゃないと決算が存在しないんで、個別銘柄は続けます。
但し、投資期間を短くするなら、銘柄分析はほどほどにして、テクニカル分析の実践練習を増やした方がよさそう。
そのために個別株の決算や材料を追いかける時間を減らして、Youtubeなどで情報の多い東証株価指数に追随するETFのポジションを積極的に増やしたい。(運用はアクティブ)
可能であればもっと踏み込んで、東証の区分がプレミア、スタンダード、グロースに変わるのに合わせて新しいETFが新設されたら、現マザーズ(新グロース)のETFを買ってみたい。
マザーズの個別株は情報が少ないし、難しいから。
【投資宗派】高配当 (継続)
長期トレンドが下げ方向であることを理由に短期投資するなら、細かく利確するスタイルになるわけで…
無難なのは「権利日」へ向かって、上がる、もしくは下げ止まる可能性がある「高配当」投資を継続することかな…
(深く考えてない)
【禁忌】株主優待銘柄 (継続)
ウチの唯一の優待銘柄ノエビアHDの優待、貰い忘れた。手紙を開封して申し込まないといけなかったのかも?
どうせ貰い忘れるから、できるだけ買わないようにします。
詳しくはないけど、最近は優待新設よりも優待改悪や廃止が多いんじゃないかな?
そういう材料を拾うのって、とくに面白みがないから、優待銘柄を避けて通りたいという方針は継続で。
※母が欲しがる銘柄があれば、買うかも。
【銘柄選定】流動性重視 → 規模区分重視
最初、「高配当」だけを基準に選んでいたら、板が薄かったり、株価の騰落がナゾだったり、銘柄情報が少なかったりして苦労したので、銘柄選定の際に「流動性」のフィルターをかけるようにしました。
しかし、これがなかなか手間というか、流動性があっても、銘柄に関する情報が少ないとやはり扱いにくかったりするので、「規模区分」を重視する方針に変えてみます。
TopixのCore30、Large70、Mid400あたりまでの銘柄だったら、ネットに転がっている情報も多いですからね。
【買いルール】米国指数のRSIが20近辺
日本の個別株を買うのに米国指数を追いかけるの、モヤっとするんですけど…
でも、実際のところ、米国指数のRSIが低い時がNikkei225やTopixも底値になるので、仕方ない。
(できるだけ)ダウ30、ナス総合、S&P500のRSIが20近辺まで下がっているときに買うようにします。多分1~2か月に1度ぐらい買い場が来る感じ?
【売りルール】含み益(%)が高い銘柄を売る
売りフラグは特に決めていませんでしたが、上記のとおり、今後は1か月以内に決済しようとしてみます。
売る銘柄の優先順位については、個人的な特別銘柄の「任天堂」を除き、含み益が多いものを優先的に売るルールを継続します。
これは「賢い投資家」の逆っぽいんですが…
株を始めて(再開して)まもなく、小さい成功体験を積みたい時期なんです。短期トレードだしね。
【余談】損切りルールはない
損切りは、まだルール化していませんが、利確売りの際にトントンになるように損切り売りもしています。
利益と損を相殺してる感じ。
これまでの流れだと「利確をしたい」というか、新しい銘柄を買うために「キャッシュポジションを準備したい」ケースが多くて、なんとなくそんな風になっています。
この辺は、資産形成のための投資ではなく、趣味の投資だから損をなぁなぁにできるのかもしれません。
最後に
「長期的な下げトレンドへ転換 → 短期投資へ変更」という観点で投資ルールを変更してみました。しかしこれって、3月の権利日を踏んだら、今持っている銘柄をほぼ全て売るってことですよね。
できるかな?
FIREとか資産形成中の人で、定額で積み立て(ドルコスト平均法)をやっている長期投資派にとっては勝負の時ですね。
高値圏で積み立てる旨味のない時期を超えて、安値圏で積み立てるおいしい時期がやってくるって考えるんでしたっけ?
私だったらこれまで積み立ててきたものが大きいほど目減り額も大きくなってしまいガッカリする。(海外赴任で毎月詰みあがった外貨がガッツリ目減りした経験がある。)
いや、積み立てたものが大きいほど安値圏で買った含み益も大きく、心の余裕も大きくて、実際にやっている人の気持ちには余裕があるのかも。
FIREの場合、手仕舞い期間も長期で緩やかだから、なんだかだで気にならなくなりそう。(海外赴任で積みあがったイギリスポンドはメインバンクの外貨口座に移して眠らせたままにしているが、気にならないし)
まぁ、絶好調と言われたS&P500のPERが20弱ってことだから、下げても大したことないかもね。
なんだかだで、ちゃんと企業が稼いでいれば、大きな損にはならないと信じたい。