早期リタイア資金の貯金に最も効果的だったのは「自分にあった貯金法を見つける。」でした。
そして、私に最も合っている貯金法は、
「買わない」だけに集中する
というものでした。
慣れるまでは「無意識との戦い」ですが、慣れたら最も手がかからない貯金法だと確信しています。
「買わない」は、「無意識」との戦いだった
「買わない」を始めて分かった事ですが、私は「無意識」にお金を使っていました。
「お手洗いに行ったら手を洗う」と同レベルで、ごく自然に要らないモノを買っていました。
お手洗いに行って、手を洗い始める前に、手を洗うかどうか「いったん考える」のって、難しくないですか?
無意識と戦うのって、なかなかむずかしいです。
無意識に要らないものを「カゴ」に入れた自分に気づくたびに笑えて、なかなか楽しかったです。
自己チェックポイント
- リピート品かどうかチェックする
- スーパーでレジに並ぶ前にカゴを覗く
- ネットでの買い物は、カートに入れた日と発注する日を別の日にする
私の場合、初めて買うものに「ムダ」が多かったので、まず「リピート品だったらカゴに入れていい」という事にしました。
リピート品じゃなければ、いったん買わない。しばらくして買いたくなったらやっぱり買う。みたいな感じでコントロールしていました。新製品は買っちゃいけないんじゃなくて、買っていいんだけど、少なくとも一回は「買わない」を選択するって感じです。
「レジに並ぶ前にカゴを覗く」のは、いまだに忘れている時があります。※流石に生鮮食品を戻しに行くことはしません。
リピート品の内、買わなくても生きていけるものは全て棚に戻す心意気でスーパーをもう一周してました。無意識にポコポコ入れていた製品の内、7割ぐらいが買わなくてもいいモノでした。「いつの間に入れてたんだ?」って、笑えます。
トイレットペーパーとか、洗濯洗剤とかは買わないと困るので大抵そういうモノだけが残ります。あと、おやつは一回の買い物に一品だけ買っていいことにしています。
棚に戻すためにスーパーを1周することを習慣づけると、戻しに行くのが面倒くさいからそもそもカゴに入れないようになってきました。
自分のモノグサな性格をうまく利用するのです。
それから、「棚に戻す」と、生鮮食品じゃなくても他のお客さんに申し訳ない気がするんですよね。「触ったものを戻してごめんなさい。」みたいな気分になります。
そういう部分でもこの方法は「そもそもカゴに入れない」習慣をつけるのを助けてくれました。
「カートに入れる日と発注する日を分ける」のは、ネットショッピング限定。
カートに入れる日は普段通りに買い物して、発注する日は「棚に戻すためにスーパーをもう一周」と同じ感覚で、最大限にキャンセルします。
ネットショッピングでは、カゴのモノを棚に戻すのが躊躇われないから気が楽です。
そして、何故か、ネットショッピングが激減しました。
5年目に入るとメーカー直販で買うものがわずかに残っているぐらいで、アマゾンは年に1回ぐらい、楽天とかその他のアカウントは閉じちゃいました。
ネットでは、要らないものしか買っていなかったみたいです。
無意識の発見は、楽しい
「買わない」を意識すると、自分の習性・習慣に気づいて赤面したり、極自然に必須アイテムかのようにカゴに入っている「無くても生きていけるモノ」などを発見出来て、とても楽しかったです。
これが、私の中で最も成功した貯金法で、かつ、唯一の「今でも続いている」工夫です。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。