スター・トレック:エンタプライズ、シリーズ1、エピソード2、夢への旅立ち (後編)のネタバレ感想文です。
しょっぱなからネタバレなのでご注意ください。
ネタバレ、あらすじと感想
惑星ライジェルに上陸したアーチャー船長、ホシ、タッカー、トゥポル、リード、メイウェザーの6人。タッカーは早速、窒息しそうになっている子供を見て母親に怒鳴りつけますが、ロリリア人は4歳未満の子供はメチルしか吸えないので、呼吸トレーニングをしているだけで、人間は自分の物差しで物事を決めつけるので、よく観察して必要な時だけ口を開くようにと、トゥポルにたしなめられます。
アーチャー船長とホシは、早速クリンゴンらしき人影を発見し、スリバン人に拉致されます。トゥポルとタッカーは既に捕まっていたようです。一人だけ隔離されたアーチャー船長は、魅力的な人間に変身したスリバン人のサリンにキスをされ、接触により信頼できる人間だと確認した後、本来の姿を現わします。
サリンは進化過激派「カバル」から脱退し、クラングにスリバンはクリンゴン帝国を攻撃して内戦に見せる計画があるという情報を託した。その目的は、未来からの命令で「時間冷戦」(Temporal Cold War)を戦う兵士であるカバルのたくらみを阻止して、クリンゴン帝国を救うため。
サリンはアーチャー船長にクラングを探すのを手伝う代わりに船の無い彼女らを安全に運ぶこと。だがフェイザーによる銃撃戦があり、サリンは倒れてしまいます。
なんとかエンタプライズ号に戻ったクルーですが、アーチャー船長は撃たれてエンタプライズ号の指揮はトゥポルに移りますが、地球に戻るわけではありませんが、アーチャー船長の意思を継いで、スリバンの追跡を続けていました。
スリバンの行先はクラス7のガス状巨星で、大気圏外の放射帯を通過し、見失ってしまいます。そこでまた意地悪な言い方でトゥポルの知恵を借りて、スリバンの痕跡を発見し、「攻撃準備」を開始します。

もう攻撃準備?、血気盛んスギ。
そこには「黒い影」が隠したがっていた「螺旋艦」がありました。「黒い影」は地球人とバルカン人が干渉し始めるのが予想より早すぎると言っていました。その「螺旋艦」には3千以上の生命が存在しており、クラングかどうかは不明なモノの、スリバン以外の生命体も検知出来ました。そしてその場所に近づきながら攻撃を開始します。

他星人の星に乗り込んでいきなり攻撃?、「星間外交」とは…
そしてサリバンポッドを1つ捕獲し、早速「螺旋艦」に乗り込む準備。フェイザーを受け取ります。

スタートレックの鉄板武器フェイザーのデビューの瞬間ですね。
さくっとクラングを救出し、脱出したタッカーはホシの地獄耳に救われます。

オリジナルシリーズの通信士官のウフーラもスゴイ耳をしてました。
途中に螺旋艦に残ったアーチャーは、黒い影の部屋でサリバンに遭遇します。サリンから致命的な情報を得られなかったことに気付いたサリバンは、さっさと立ち去るように促しますが、粋がったアーチャー船長はサリバンと格闘をはじめます。
エンタプライズ号では、船長を見捨ててクラングをクロノスに護送するというミッションを優先するか、キャプテンを救出するかで、トゥポルとタッカーが口論をはじめますが、最終的には、アーチャー船長をトランスポーターで転送して、救出します。

前エピソードの冒頭では、未だトランスポーターで生き物を転送したことがなかったので、アーチャー船長が最初のサンプルになりましたね。
締めくくりは、クロノス。クラング、アーチャー、ホシ、トゥポルで、評議会らしき部屋に入室し、クラングの血液からDNA内に隠された機密情報が無事受け渡されます。
フォレスト提督は、バルカン司令部にスリバンの一件を報告し、エンタプライズ号は地球に帰らず探査を続けるように命令を貰えた模様。
アーチャー船長は、トゥポルに対し、偏見や恨みを抱いており、それを反省し、捨てたいと思っている旨を伝え、トゥポルの助力に感謝し、船に残ってもらうように頼み、トゥポルから司令部に遺留希望を出してもらうことになりました。
最後に
性格が悪い地球人が痛い目にあいながら少しずつ成長していくエピソードでした。ありがとう。トゥポル。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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