自然な文章にするには「音読」が一番です。実践しているポイントはたった二つ。
- 吉永小百合さんや西田敏行さんがとうとうと朗読しているようなイメージで「音読」できない記事は、ゴミ箱へ。
- 声に出して読むのが億劫な段落は、削除。
もっと本格的なチェックをした方がいいのかもしれませんが、直せば直すほど堅苦しくなっていくヘボブロガーには、「読むだけ」ぐらいがちょうどいいと悟りました。
校閲、校正とは
まず、校閲と校正の定義から復習。
校閲とは、文書の内容の誤り、矛盾点、読みやすさ、目的に合う内容になっているか?などを確認すること。
英語でいうところの「Copy editing」に近い概念でしょうか?
校正とは、最終的な文章の誤字・脱字・文法的な誤りなどを直すこと。
「Proofreading」の様なステージです。
プロの記事を参考にしながら校閲・校正の手順に従うと、奥が深くて、しかも細かいところが気になりだし、そしてなかなか終わらない…
「音読」だと短時間でこの両方をざっくりと網羅できます。
プロの方法の難点
- 満足感だけが跳ね上がる
- ウェブっぽい構成にならない
- どんどん堅苦しくなっていく
Googleで調べた「校閲・校正のしかた」などを参考に、印字して、赤文字を入れて、修正して、再度印字して、再度赤文字をいれて、再度修正して…
満足感だけが跳ね上がって、私には合いませんでした。
ウェブ文書は平易で分かりやすい書き方・見せ方が推奨されています。
- 話し言葉で
- 画像を添え
- 段落を細かく分け
- 改行をふんだんに入れ
- 1つの塊を3文程度に抑える
↑鉄板アドバイス?
印刷して校閲・校正すると書籍の様な「すし詰め」の堅苦しい文章になってしまうのでやめました。
「話しかけるように書く」ことが出来ているかを確かめるには、実際に話しかけてみるのが一番です。
音読が億劫なのは論外
この記事も、リライトで4段落削除しました。
最近のSEOの流行りで、長文で盛りだくさんなのが検索エンジン受けするらしいです。
Googleは、それが読者(=人間)へのメリットだと定義しているらしいです。
しかし、読者としての私は、Google受けするための無意味な文字数の水増しに付き合わされるのが、嫌いです。
だから自分で音読するのが億劫だと感じるパーツは削除しています。
最後に
校正・校閲を音読にすると、長文記事がグッと減りました。
SEO的には弱くなるかもしれませんが、2年後の自分がリライトする時に苦労しないレベルのシンプルな文章が読者にとってもフレンドリーだと信じ込むことにしています。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。