イギリスというか、オクスフォードでは、ゴミを3種に分類します。

ゴミ箱の色が決まっており、「生ごみ」は濃い緑もしくは赤色、「リサイクル」は紺色、「その他」は薄い緑色に入れておくと、それぞれの回収担当が決められた曜日に取りに来てくれます。

生ごみを他のゴミ箱に入れると、カウンシルからお叱りのお手紙が届きます。他にもいろいろ分別はありますが、大枠はこの3つです。

「生ごみ」(Food Waste)の捨て方

「生ごみ」は英語でFood Wasteです。オクスフォードカウンシルから貰った写真中央の濃い緑のゴミ箱に入れて玄関に出して置いたり、フラット共有の赤いゴミ箱に入れたりすることで回収してもらえます。

イギリス台所

生ごみボックスに入れてよいものと、良くないものは↓を参考にしてください。

参考資料:Oxford Council, Food Waste, What goes in the food recycling caddy

生ごみ専用の生分解性ゴミ袋

生ごみ専用のゴミ袋も存在し、↓こんな感じです。22枚入りで、£2.45です。

生分解性のゴミ袋

参考資料:Waitrose、Compostable caddy liners

※waitrose、Tesco、Sainsbury’sなどで購入できるようですね。

どの袋を買ったらいいかわからない場合は、下のマークを目印にするとよいかもです。

生分解性のゴミ袋

Compostableは直訳すると、「堆肥にできる」というような意味になりますが、日本でいうところの「生分解性」的な意味でしょうか?

ちなみに、「生分解性」を直訳すると、Biodegradabilityです。

新聞紙に包むのはOK

包装類は、生ごみボックスに捨ててはダメなのですが、新聞紙や紙に包むのはOKだと理解しています。

生ごみを紙で包む

新聞紙が存在しない我が家は、使わなくなった英語学習教材を折り紙して生ゴミ入れにしています。

A4サイズで1日分の生ごみ入れに丁度良い大きさなんですよね。

折り紙でゴミ袋

これを別の紙にくるんで、専用のゴミ袋に入れて、数日に1回フラットの共有ゴミ箱に捨てに行きます。

詳しくはこちら↓

参考資料:Oxford Council, Food Waste;How to use your food recycling caddy

リサイクルは、ゴミ袋なしで!

冒頭に、リサイクル箱は青色ボックスと書きましたが、これもビニール袋に入れて捨ててはいけません。リサイクルのゴミだけを一番上の写真の透明ボックスに集めて、フラット共有の青色ボックスにガラガラとひっくり返して、直接捨てています。みんなちゃんと守っているようです。

日本でスーパーで見かけるペットボトルやプラの回収ボックスも袋に言えない状態でガラガラ捨てていますよね。あんな感じです。

その他は、黒ごみ袋

緑色ボックスは「その他」なので、黒い不透明のごみ袋やスーパーの袋に集めて捨てています。

我が家は後で分別するのが面倒なので、各部屋のゴミ箱は廃止しました。ゴミがでたら直接それぞれ分別しているのですが、断捨離の「断」効果で、ゴミが出にくくなっているので、こちらの方がスッキリ便利です。

オクスフォードカウンシル、ちょっと尊敬

カウンシルのウェブサイトでは、Food Wasteの最初の項が、Reduce Your Food Waste(生ごみを減らしましょう!)なのです。なんというか、「最初は抜本的な解決策」を示しているところが好感です。

引用;Reduce Your Food Waste

Although 57% of us think that we don’t waste food, UK households are still throwing away 4.2 million tons of food each year, worth over £12 billion.

This food waste is having a detrimental impact on the environment, wasting materials, water and energy used in production. Help to reduce your impact and save up to £60 per month on your food bills by using these simple steps:

(へなちょこ翻訳)私たちの57%は、食べ物を無駄にしていないと考えていますが、イギリスの家庭(←トータル)は今だに年間420万トン、価値にして120億ポンドもの食べ物を捨てています。
この生ごみは、環境に有害で、生産するのに使われた資材、水、エネルギーを浪費しています。下記のシンプルな方法で、あなたの(環境破壊への)影響を減らし、なおかつ毎月60ポンドの食費を節約しましょう!(後略)

まずは意識改革、って、政治家みたいですが…

ゴミ捨て大事…

このシリーズのCM、とても好きです。
話が詰まらなくても許してね。m(__)m

昔ロンドンに住んでいた頃は、分別していなかったので、イギリスがゴミの分別を始めていて新鮮でした。

最後までお読みいただきありがとうございます。

おすすめ:

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です