説明が難しいのですが、日本やその他の海外拠点からメールが来ると、イギリス拠点の同僚たちは、書いてあるままに理解します。
当たり前と言えば、当たり前なのですが、書いてある通りに理解して、指示に従うと「そうじゃないよ」っと、私のところに電話がかかってきたりします。
はて?
こういう時は、電話をかけてきた人(元の指示書を書いている人)に、その人が書いていることの意味をご説明差し上げるのが最短ルートです。
文章が長すぎる時によく発生します。
だらだら説明がしてあって、でもその後「待機」なのか、「アクション」なのかがわからなかったり、冒頭に指定された「メールを読め」以外のアクションが指定されていなかったり。
「待機」の指示しか出ていない時はマシなのですが、「顧客に連絡」と書いてある場合は最悪です。
書いてある通りに「顧客に連絡」しますから…
それで怒られても、ねぇ。っと気の毒に思います。
例えば、長たらしい説明文に「日本で進行中の活動」が書いてあったとして、「顧客に連絡してください」と書いていれば、「日本で進行中の活動」を「顧客に連絡してください」という意味になりますが、本人は「今これこれをやっているので、顧客への連絡は待ってください。」と言ったつもりとかね。
それで「待ってください」という動詞は何処に入っていますか?っと聞き返さなければならなくなります。
または、日本人的にはそこは「待ってください」だろ?っと外国人に日本語的な行間を読ませるとかね。
不思議なことに、英語が上手な人に起こりがちです。
英語を深く理解していて、美麗な長文が書けるのに、英語で理解すると肝心なところが間違えているというのは、悲劇ですね。
最後までお読みいただきましてありがとうございます。