SEOは、Search Engine Optimization (検索エンジン最適化)の略称。
Google、Bing (=Yahoo)、Yandex (ロシア系?)、Baidu (中華系?)をはじめとして、数多くの検索エンジンがあり、それぞれウェブマスター向けの最適化支援ツールを備えていたり、いなかったり。
そんな中、最もマーケット占有率が高い「Google」(日本では75%越え)が、Google検索でのサイトの状況を確認できるように提供しているツールが「Googleサーチコンソール」です。
というわけで、検索エンジンと言えばGoogle、検索エンジン最適化といえばGoogleサーチコンソールって感じで理解してます。
サーチコンソールで出来る事
できることは他にも沢山ありますが、主な機能は、
- 検索パフォーマンスのチェック
- カバレッジ(=インデックス状況)のチェック
- サイトマップの登録
- ページのURL検査とインデックス登録申請
- 拡張情報の登録状況のチェック
- 内部・外部リンクの状況のチェック
検索パフォーマンス
検索パフォーマンスは、どういうワードもしくはどのページが、どのような頻度で表示され、どのような(平均)検索順位で表示され、どのくらいのヒット率(CTR)だったかを知ることが出来るレポートです。
ガチ勢はこの情報を使って、検索者の需要をよりよく理解し、自分の記事を磨くんですね。
インデックス状況
Googleがページを認知してインデックスに入れると、検索結果として表示されるようになるのですが、「カバレッジ」では、インデックス済み、エラーや警告が出ているページ、ページとして認知したけれどもインデックスから除外したページのレポートを見ることが出来ます。
エラーレポートを掘っていくと、ページのリストからURL検査へ遷移して、原因を探るというようなことが出来ます。
更に、100記事のブログでインデックス済みが50ページだったような場合に、どのページがインデックスされているのか、どのページがインデックスされていないのかをそれぞれ確認し、URL検査へ進むことも出来ます。マメな人はね。
XMLサイトマップの登録
サイトの中の重要なページ(=Googleにインデックスしてほしいページ)をリスト化して、その構成や補足情報と共にGoogleに登録する事が出来ます。
参考:Google検索セントラル、サイトマップが必要かどうか
ページの検査とインデックス登録申請
Google的にはインデックスに登録できるかどうか、その他の拡張情報について検査をしてくれるんですが、個人的にはサイトでテーマを変えたり、新しいことを試した時に、バグ出し目的で利用させてもらっています。凄く助かる。

テストついでに「インデックス登録をリクエスト」しておけば、インデックスが早まるかも?
拡張情報の登録状況
検索の拡張情報には、サイトスピード、モバイルユーザビリティー、AMP、リッチリザルト各種などがあり、それぞれの登録ステータスが確認できます。
まぁ、ページの情報をより正確に伝える技術が沢山あるんですけど、ここまで包括的な取り組みをディベロッパーに解放しているのは、Googleだけなので「SEOといえば、Googleサーチコンソール」って感じがするんですよね。
内部・外部リンク
ウェブサイトのウェブって、クモの糸のように繋がっていることから来ていて、この「つながりの度合い」すなわちリンクを重く評価し、外部から自分のサイトへの「被リンク」が盛んに販売されていた時期がありました。
この「被リンク」(外部リンク)や、サイト内でサイトの構成を形づくる「内部リンク」に関するレポートも見ることが出来ます。
最後に
このように、サーチコンソールは、ウェブ開発者やマーケティングにとって非常に有用なツールです。
(が、ブログエンジョイ勢の私は、たま~にログインしようとして、サイト所有権の認証に引っかかることがあります。)
今年はもっと有効利用したいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。