スター・トレック:エンタプライズ、シリーズ1、エピソード4、風が呼んだエイリアンのネタバレ感想文です。
しょっぱなからネタバレなのでご注意ください。
ネタバレ、あらすじと感想
エンタプライズは植物が生えている17%酸素、81%窒素の上陸可能な惑星を発見する。人工的なモノは見つからず、アーチャーはいつものごとくバルカン人のトゥポルの助言を無視して、調査チームを結成して、上陸を決める。
本来、人型生物が生息可能なミンシャラ級の惑星を発見した場合、1週間程度の調査を行い安全を確認してから上陸するべきだそうです。
犬まで連れてきちゃったみたいです。無責任にもほどがある…
上陸した後も、楽しく散策し、集合時間に遅刻するぐらい舞い上がっている。更に現地の動物の調査を行う為、カトラ―、ノヴァコヴィッチとトゥポルの学者チームは惑星に残る事にします。ピクニック気分の機関部のタッカーと操縦士のメイウェザーも一緒に残ることが許可されます。
夜に強風が吹き出し、テントでは危険だと判断した一行は、付近の洞窟に避難した一行に、武器士官のリードがシャトルで迎えに行くことを提案しますが、悪天候すぎて危険だと一旦は保留されます。
まもなく不思議な現象が始まります。最初はメイウェザーが洞窟の外で3人の人影を目撃、次にノヴァコヴィッチが物音を聞き、パニックを起こしたノヴァコヴィッチは外に出てしまいます。
探しに行ったタッカーは、岩が宇宙人に変わる様子を見て、カトラ―はトゥポルと宇宙人が話をしている様子を目撃し、地球人クルーは皆トゥポルが何か企んでいると責め立て続け、果てにはトゥポルにフェイザーをむけます。
視聴者は、差別からの強烈ないじめを目撃します。
クルーからの宇宙人目撃証言を聞いたアーチャー船長は、リードと共にシャトルで迎えに行きますが、退避を余儀なくされ、錯乱状態が最もひどいノヴァコビッチだけは、トランスポーターで緊急回収します。
フロックス医師は、「トゥロポライシン」の影響で幻覚を見ており、ノヴァコビッチとの会話は成り立たないだろうと診断します。花粉に含まれる成分で、嵐が始まるまでは検知されなかったのかもしれないとのこと。
アーチャー船長がトゥポルに連絡した時には、錯乱状態が酷いタッカーがトゥポルにフェイザーをむけ、一触即発の状態まで悪化。
ノヴァコビッチは、花粉に含まれた毒性で容態が著しく悪化し、フロックス医師が調合した「イナプロバリン」を転送し、タッカーの幻想に付き合って武器を下ろさせ、タッカーを気絶させ、注射。
一行は何とか事なきを得ました。
最後に
このストーリーで最も恐ろしいと思ったのは、無謀な上陸を決行したアーチャー船長が、自分の非を詫びるシーンがなかったことです。
ヤバくない?
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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