日本で「フラスコ」と言えば、化学の実験室で使うガラス器具の三角フラスコを思い浮かべる人が多いのでは?
イギリスでflaskは「水筒」という意味で使われることの方が多いです。アメリカ風におしゃれに言えば、Travel Tumbler?

値段を見ずにカウンターに持って行って、Thermos (£10)より高い£18.95というお値段に少々ギョッとして、思わず日本の類似品の価格を調べました。4,000円だそうです。高い~。
5年ぐらいは持ちそうなので、いっか!
っと、考えることにします。
Tumblerとの違い
イギリス人の同僚たちはタンブラーとフラスコの違いを意識的に使い分けていませんでした。
「厳密には知らないけど、あなたが前に使ってたやつみたいなのが、Tumblerなんじゃない?」レベルのテキトーさ。
先代のタンブラー↓

カップにふたがついている感じのがTumblerで、水筒っぽいのがFlaskってことでいいのかな?
ふんわりしていますね。
スタバでなんと表現しているのかというと、「Drinkware」で、更にふわっとしてましたw
実に6年間も長持ちした先代タンブラーは、フタのゴムパッキンが伸びて、飲んでる時にフタとカップの間からコーヒーが漏れ出てくるようになり、しぶしぶ買い直しました。
2012年の北京・春節限定タンブラーで、送別会で北京人同僚から貰いました。赤系背景にお魚が跳ねているおめでたいデザインです。
当時の中国は毎シーズン新しい季節デザインのDrinkwareをリリースしていて、デザインが気に入ったので、上海に戻って買いに行ったら、上海で扱っていないデザインだとのことだったので、エリアでもデザインが違うものを売っているという凝りようでした。
大きすぎるイギリスのThermos
実は最初はThermosが欲しかったんですが、一番小さいサイズが大きすぎて断念しました。持ち運びにも、飲むのにも、手に余る感じです。
日本のメーカーのThermosが大き目で、なんでもダイナミックなイメージのアメリカのStarbucksの水筒がいい塩梅の小さめサイズなんて、なんだか意外。
※Thermosは、日本の企業で、産業ガスメーカー、大陽日酸株式会社の100%子会社だそうです。ガスの液化とそのハンドリングという特殊な技術・知見を水筒に使っちゃうなんて、発想がビビッド!
彼らにとって普通の液体のハンドリングなんて、楽勝でしょう。品質は間違いないイメージです。
最後に
水筒について、予想外に熱く語ってしまいました。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。