ワードプレスのデフォルトテーマ「Twenty Twenty-Three」が出ていたので使ってみました。

使用サイトはこのサイトの親サイト「てへへっと」です。

簡潔にいうと、「わかりやすいようで、わかりにくい」です。

「わかりやすい」と感じたポイントは、HTML、CSS、PHP、JavaScriptなんて全く知らなくても、ブロックを組み合わせるだけでサイトっぽいものができます。

なんかすごく、いいと思う。

「わかりにくい」と感じたところは、扱いにくいブロックがちょいちょいあるところ。

文字の大きさ、色、背景色などに加え、マージンやパッディングまで細かく設定できるブロックもあれば、なんかどうあがいてもスッキリとしたデザインにならない頑固なブロックもあって、微妙。

あと、初めての人には「わかりにくい」かもしれないと感じたポイントは、投稿タイプごとのひな形「テンプレート」と個々の記事やお問い合わせなどの「単独のページ」の両方ともが同じようにブロックエディタで編集できるので、個々のページを編集してるつもりがテンプレートを編集してたとか、テンプレートを編集しているつもりが1つのページにしか反映されていなかったとか、そういうことが起こるかも？

昔からやっている人は間違えないでしょうけど、新しい人たちは、混乱しちゃわないかな？

「ダッシュボード→外観→エディタ→テンプレート」から編集できる「テンプレート」を編集すると、同じ投稿タイプのページすべてに反映します。

「ダッシュボード→外観→エディタ→テンプレートパーツ」は、パーツのひな形で、「ヘッダー」パーツにサイト名、ナビゲーション、SNSリンクなどサイト共通で使いたいブロックをまとめて登録できるので、便利です。そのうえで、「コメント」パーツは「投稿」テンプレートにだけ適用するとか、パーツとブロックを上手く組み合わせて好きなデザインに組み込めてサイト作成が非常に簡単。

私自身がコードを書き加えたりしなかったので、今年はカスタマイズ記事はいらないかな？なんて思ってますw

いい時代になりました。

まぁ、妙に空白が大きいことが気にならなくもないので、これからコードを書き加えることがないとは言えませんが、いずれにせよ以前に比べはるかに手がかからないようになりました。

まぁ、でも、CSSはシンプルな構造の言語だから、既に覚えた人は自分で細かく設定できた以前の方が良かったと感じるかも。

Twenty Twenty-Threeでは、style.cssは存在するけど、コードはカラっぽ。たしか、style.cssの中の宣誓文とindex.phpはワードプレステーマの最小必須ファイルだったと思うので、それがないとテーマとして認識されないという理由で、これからも「存在」はするんでしょうね。

でも、実際のスタイルは、theme.jsonにて設定する感じに見えます。

とはいえ、今でも、子テーマ作って、functions.phpとCSSでごにょごにょすることもできるらしいです。※つまり、アドセンスとかの広告コードを入れたりするのは、以前と同じ方法で問題ない。

しかし、それ以上のことをやろうとすると…

ブロックエディタの開発環境を覗き見るに、Java Script系に強い人じゃないときついかも？

わたしは、pythonとphpならちょっとは読める(書けるとは言ってない)けど、javascriptはよく知らないんですよね～。

早期リタイアしてヒマだし、2023年の年間まったり目標みたいな感じで、勉強してみようかな…

ラズパイにUbuntu OS入れて、NodejsとNPMインストールして…

と、その前に、ドットインストールに再入学して、しばらくリハビリかな…

ぶつぶつ。

以前はCodex読めばカスタマイズのやり方が書いてあって「わかりやすかった」のですが、今はCodexが整備中なのか(?)、非常に「わかりにくい」です。アドバイスが「GitHub読め」というのは、初心者には厳しいと思うわ。

というわけで、簡単なサイトを作りたいだけなら、Twenty Twenty-Threeはとても使いやすいと思いますが、ムズカシイことをやろうとすると以前よりムズカシイだろうというのが、私の感想です。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。