3ヵ国スライドで海外赴任中の駐在員が知っていることを書いてみました。(ちなみに弟も海外赴任経験者)。海外赴任できるといいですね!

英語力を可視化する

これは弟の実話ですから、参考になるかも。

弟は結婚式の時に会社の上役の人(上司の上司の上司?)にスピーチをお願いしたところ、人事資料を基にスピーチを考えてくださり、その時に英語力(2010年頃のTOEICで900点越え)に気づいてもらえて海外赴任が決まりました。

私も入社時(2005年)のTOEICは900点弱で、人事資料に残っています。最初の任地は中国で、中国語は「ニーハオ」しか知らない状態でしたが、「英語が出来れば何とかなるでしょ。」っという謎の安心感が湧いていたようです。

英語を磨き、資格を取得し、履歴書に書く、(もしくは人事資料を更新してもらう)と強いかも。

海外在住の事実を作る

3か月程度の語学留学だったとしても、1つの国で数か月以上生き延びることができるという事実は、受け入れ先に安心感をもたらします。

駐在員って意外と「たくましさ」を求められる場面がありますからね。

この点も、弟(カナダ1年)と私(イギリス2年)の両方が持っていた事実ですが、私が受け入れ側なら、3か月ぐらい生き延びていれば十分な安心感があります。

職責に関連する海外拠点がある会社を選ぶ

入社の際に海外拠点がない会社は、そもそも「機会」がないですからね。

弟の勤め先は、海外拠点が沢山ありますが、彼が技術系なので、英語力が認知されたことで、海外赴任に繋がりました。

私の勤め先は、海外拠点を増やしている途上でしたが、既に3拠点を持っていました。私の仕事はビジネス系でしたので、技術系より間口が広い印象です。

技術部門が海外に存在しない企業も多いですから、ご自分の職責と関連する海外拠点の存在はチェックした方がスムーズなんじゃないでしょうか?

見切りの時期を決める

私の知り合いは、英語力を引っ提げて入社したにも関わらず、満3年経っても海外赴任の話が来なかったので、転職を決意し、退職届を出したところ、イグジットインタビューで海外志向が人事部に伝わり、海外赴任が決まりました。

直属の上司の方は、自部署の人手が足りなくて、人を離したがらず前に進めてくれない場合もあるそうです。

その人は、最初の3年の評価が良かったようで、人事部視点で、抜けられるよりはマシだろうと海外部門に声を掛けたら、諸手を上げて歓迎されたそうです。

でも、元の部署の上司の方とは気まずくなったらしいです。

「あっ、そうですか」っとアッサリ終わりになる場合の方が多そうですから、特殊例ですね。

人事部に直接聞いてみる

別の駐在員の知り合いは、直属の上司の方が、相手にしてくれていなさそうだったので、人事評価面談の後に直接人事部に聞きに行ったそうです。

その時は、ちょっと調べてみますねっと言われただけで、しばらく不安な日々を過ごしていたそうです。

数週間後、上司の方から米国赴任に興味があるかと聞かれて絶句したそうです。

人事部が上手く手を回してくれたから、上司との間に亀裂は入らなかったけど、気の利かない人事部だったら、上司に連絡が行って自分は部署に居づらくなっただろうっと、言っていました。

こちらも米国赴任後、受け入れ先から歓迎されたので、もしかすると海外赴任の最大の障害は直属の上司かもしれません。

海外出張時にアピール

これは海外出張の機会がある部署にいないとダメかもしれませんが、出張時に受け入れ先に海外赴任志向を伝えておいたら、後任(技術職主任クラス)に推薦してもらった人もいました。

ご自身は、実際の仕事ぶりを見てもらえたことが大きかったと思っているようでした。

私も海外出張後にアメリカの拠点長から声がかかったりしましたから、拠点長の人にアピールする機会があれば、それもアリかもしれません。

海外赴任の求人に応募する

海外留学中に日系企業の海外赴任の求人に応募して新卒採用された人もいましたが、職務経験がない人をいきなり現地で採用するのはリスクが大きいので、私だったら「日本本社で半年以上の研修」などの条件を付けると思います。

実例は結構あるらしいので、いけるかも?

最後に

思いつく限りの事は書きました。けど、私の上司も私も、海外に来たい人ではなく、仕事ができる人でついでに英語も出来る人を欲しがっているので、アピールなら「仕事ができる」路線の方がいいカモ?

海外赴任できるといいですね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

おすすめ:

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です