デューン 砂の惑星、レビュー【ネタバレなし】

2.5

10199年というSF史上でも稀にみる遠い未来を描いた巨匠デビット・リンチ監督による1984年の迷作です。原作は1965年で、2020年にリメイク作品が公開されます。

リメイクのトレーラーをみて、「あれ?、これ、なんか見たことがあるな…」っと思って、見直して、まぁ、正直ちょっと後悔しました。

基本情報

原題Dune
邦題デューン 砂の惑星
タイプSF
公開日1984年12月14日
監督デヴィッド・リンチ
脚本デヴィッド・リンチ
原作者フランク・ハーバート
おすすめ度2.5 (1~5点)

トレーラー

↑が今回のレビューの対象作品のトレーラーで、↓が2020年のリメイクのトレーラーです。

トレーラーだけ見た感じ、原作と過去作に忠実なストーリーで、デビッド・リンチのキモ要素がマイルドに調整されているっポイ印象です。

あらすじ

10199年、惑星アラキスのみで産出される宇宙の覇権を握る物質「スパイス」を求めて宇宙ギルド、宇宙貴族間での戦いが絶えない。惑星アラキスを治めるアトレイデス侯爵家の禁止された男児、ポール・アトレイデスは、宿敵ハルコネン男爵家の襲撃で命を落とした父の仇を打つことを決意する。

脚本、世界観

1986年版のデューンは、話のつながりがスムーズではありません。わからない事はありませんが、もうちょっとスムーズにつなげてくれたらいいのに…

原作が大作だったのかな?

あとは、デビッド・リンチ監督のキモさが全開です。主人公の宿敵、ハルコネン男爵もその部下たちもグロエグで微妙。

登場人物

主人公のカイル・マクラクランが若い!

その割に脇役ガーニィ役のパトリック・スチュワートがあんまり変わってなくて、笑っちゃう。

登場人物がごちゃごちゃしていますが、惑星アラキスの住民「フレーメン」、惑星アラキスを治める「アトレイデス公爵家」、アトレイデス家の宿敵「ハルコネン男爵家」、頂点に立ち貴族を裏で操る「皇帝」、その皇帝に圧力をかける不細工なイルカ的な「ギルド」の5つのグループが惑星アラキスの『スパイス』を狙っています。

アクション、笑い

35年前の作品ですから、アクションもスペシャルエフェクトも古臭さが否めません。でもSFのアイデア自体はまだ生きてるから2020年にリメイク版が出るわけで、悪くはないんでしょうね。

でも、先に2020年版を見た方がいいかも。

感想

デビッド・リンチ監督の作品は苦手なのに間違って観ちゃった…

ファンにはいいのかも?

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました