スタートレック I、レビュー【後半ネタバレあり】

3.0

感想

この作品のカーク船長って、イヤなヤツだよね…

エンタプライズ号に新技術を導入・搭載した若き船長デッカーを押しのけて自分が船長に収まる時の宣告の仕方に思いやりがない。当のデッカーも、友人のボーンズも、カークにずけずけ言えるから、代弁してくれたようで、気分的にマシでしたが。

若い新キャラのデッカーとアイリーアは、昔の恋仲(?)で、デッカーの好き好き光線が超かわいい。

なのにアイリーアは「未知の脅威」に連れ去られ、その個体情報を元に探査機に再構築されちゃって、人間としては死んでいる。しかし、機械として保存した記憶の欠片がつながって、アイリーアとしての個性も備わっている。という、よくわからない状態になっておりました。

最初は敵視していたデッカーが、敵視 → 憎み切れず → 憎からず → なんか好きかも → やっぱり好きだ! に変化していくにつれ、アイリーアのデッカーへの眼差しも変化していって、おっさんたちがごちゃごちゃ理屈をこねている間も、2人の様子が気になります。

未知の脅威の正体は、意思を持つ機械生命体 → 元はアメリカの探査機ボヤジャー7号。

スタートレックが今も昔も大好きな「意思をもつ機械生命体コミュニティー」の助力を受けて進化した為、人間のことを創造主である機械生命体に寄生している有機生命体だと勘違いして排除を試みるなどという如何にもスタートレックっぽい設定で好感。

宇宙で集めた情報を報告するために地球に帰還する使命感と創造者と融合してさらなる進化を遂げたいという願望が相まって、一旦ぶっ壊して改造した機械生命体アイリーアと創造者の子孫代表デッカーが仲睦まじく融合し、新しい旅へ出るというエンディングも平和的でいいんじゃないかな。

しかし、ボヤジャーよ、地球への報告はどうなったの?

なし?

ま、いっか。

最後に

スタートレックのドラマシリーズは全て鑑賞済みなのですが、トレッキーのyoutubeチャンネルを見ていると、映画版の知識がない事で、話について行けなくなることが多いです。

抜けている部分の情報補完がメイン目的で、映画鑑賞としてはあまり期待していなかったのですが、古いながらも予想外にSFとして楽しむことが出来ました。

おすすめとは言えませんが、ヒマつぶしにはいいかもです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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